最後の晩餐にはまだ早い


東上野「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」(2018年4月)

 久し振りになってしまった、このブログではお馴染みの「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」、上野・御徒町のインド&ネパール料理店のランチは何店か行ったが、結局この店に帰って来てしまう、料理も勿論いいが、値段も含めて考えると一歩抜けている気がする。
 この店では「ビリヤニ」「ニハリ」「パヤ」と代表メニューを食べて来たので、普通のインドカレーも食べてみたい、でもやはりスペシャリテの「ラムビリヤニ」がいいかな?と店に着く前歩きながら悩んでいた(笑)。

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 昼の開始時間直後に入店、真中位の壁際席に座り、あらためてメニューを眺める。

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 前回来た時は「ラムビリヤニ」だったので、今回は通常のカレーを食べる事に決めた、そう云えばこの店では、他店で一般的なカレー&ナンorライスみたいな料理を食べた事がなかった。
 カレーセットは950円~1,750円の5種類、「大きなタンドリーチキン」が含まれるとの記載に惹かれ、「タンドリーチキンセット」(税込1,235円)に決め、ナンではなくサフランパスマティライスでお願いする事にした、この店のパスマティライスはビリヤニで美味しいのを確認していたからだ。2種類選べるカレーは「薫るチキンカレー」と「豆と野菜の日替わりカレー」にした。

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 入店後次々と来客があり、昼前にはかなりの席が埋まった、昼のインド・ネパール料理店はフランス料理店と違い男性客、それも一人客が多いのが特徴。この日は珍しく女性一人客もいた。

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 サラダ、インド&ネパール料理店では定番のサウザンドレッシングではないのがいい、上にあるのはインドのチーズ「パニール」かな?と思ったが、絹漉し豆腐だった(笑)。

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 インドのスープ「ラッサム」、少量だがピリっとした辛味で目が醒め、胃も活動を始める。

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 まずタンドリーチキンが来た、「大きい」と書いてあったが本当に大きい、ビストロランチ等に登場する「鶏のソテー」位の大きさがある。骨付き鶏の窯焼ローストを「タンドリーチキン」、骨を取ったものは「チキンティカ」と呼ぶが、これはメニューどおり前者。値段から輸入鶏の可能性あるが、それでもスパイスが効いて美味しい。

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 日本の焼き鳥には練芥子や粉唐辛子を合わせるが、タンドリーチキンにはミントソースを付けるのが正調との事、これだけ舐めても不思議な味だが、チキンに合わせると味が立体的になって、最後まで飽きずに食べられる。

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 カレー2種類とパスマティライス、これは見た目綺麗な炊き上がりで、実際に食べて美味しい、南インド系のカレーには抜群に合う。日本の粘りあるご飯も美味しいが、あれは粘度の高い洋食風カレーの方が相性いいと思う。

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 右がチキンカレー、左がダル(豆)カレー、気付かず鶏が被っていた(笑)。カレー自体は他店と比べて飛び抜けて美味しいと云う程ではないが、ライスが美味しいのでカレーが引き立つ、縦の糸がカレーなら横の糸はパスマティライス、合うべき味は食べる人間を仕合せにする(笑)。

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 ドリンクはホットチャイ、選べる時は夏でも大抵ホットチャイを頼むが、味は店により様々、薄いチャイは苦手だか、此の店は割と濃くて美味しい。

 久し振りのハリマ・ケバブ・ビリヤニだったが、美味しかったし値段も相変わらず安い、他店も回ってみるとそれが理解出来る。最大50席あるそうだが、昼夜満席に近い盛況なのも頷ける。
 今何処の飲食店も従業員不足が深刻だが、大陸系の中国料理店とインド・ネパール系のインド料理店に関しては、自国に幾らでも労働力はあるので、就労さえ認められれば人材に悩む事はない、これは強みだ。今の東京で、個人経営で日本人を雇用して飲食店を維持するのは、今後更に厳しくなりそうな気がする。
 上野駅から浅草へ向かう浅草通りの稲荷町駅近辺は、昔は仏壇仏具店しか無かったが、この店に加えて「キエチュード」「稲荷屋」と、ブログでも紹介した良店が続いて登場し、隠れたグルメスポットになりつつある。歩道も広くなり電線も地中化され歩きやすい、合羽橋の道具街も近く、自信があれば浅草まで歩いて行けない事もない(笑)。ランチを食べた後の街歩きもお勧めしたい。


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綾瀬「昔のベトナム」

 昨年末に千代田線綾瀬駅高架下に忽然とベトナム料理店が出現した、その名も「昔のベトナム(VietNamXua)」。ベトナム料理の経験値は殆どないが、不思議な店名と外観に興味を覚え、「一度ランチに行ってみよう」と思っていて、今回近くの整体治療院へ行くついでに寄ってみる事に。

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 店の場所は綾瀬駅東口を出て南側へ向かい、高架に沿って亀有方面へ歩くとすぐ、並びにはブログで紹介した「パティスリーコワン」があり、この店の反対つまり高架下北側にはこれもブログ記事にした「タイレストラン」がある、タイに続いてベトナムと、この一角は何時の間にかアジアになってしまった(笑)。「タイレストラン」の前店舗は靴店、「昔のベトナム」は洋品店だったと思う、日本人経営者が撤退した後に、外国人特にアジア系の人達が営む飲食店になる、これが現在の東京の現実。。

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 店前のディスプレー、どうやら「ベトナムの屋台」をイメージしたみたいだ。
 開店時間の11時過ぎに入店したが、奥では既に女性一人客が、客席は1階がカウンター含め15席位、見ていないが2階にも50席との事、結構キャパシティがある。1階のテーブル席に座った、厨房にはベトナム人らしき男性が2人、店内は女性1人で対応している。

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 ランチメニュー、セットメニューは7種類ある。
「生春巻き」(税別910円)、「チャーハン(910円)」、「パイン・ミー」(925円)、
「チキンカレー」(925円)、「ベトナムの朝」(700円)、「ポークチョップ」(890円)、
「揚げ春巻きビーフン」(790円)。
 ベトナム風キャスクルートとでも云うべきパイン・ミーと迷ったが、初回なので無難そうな「チャーハンセット」を注文する事に。

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 水ではなくジャスミンティー

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 味変の調味料類、タイ料理の「4種の神器」はナンプラー(魚醤)、プリックボン(唐辛子)、ナムソム(酢)、ナムターン(砂糖)だが、この店ではナンプラー、酢、サテ(辛)、チリソース、塩、胡椒で、ベトナム魚醤のニョクマムは置いていなかった。

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 チャーハンセット、内訳は牛肉フォー、チャーハン、揚げ春巻き+サラダ、デザート、フォーは6種類から選べ、今回は牛肉フォーにした。
 フォー(phở)はベトナムが発祥の米粉を使った麺、元は具に水牛肉を使ったらしいが、現在はベトナムでも牛が一般的、さすがは本家の味と云うべきか、まずスープが繊細で美味しい、おそらく牛骨ベースで具の牛肉味も効いているのでは?と感じる、米粉麺は以前好まなかったが、慣れるとこれはこれでいいと思う(笑)。最近の豚骨中心で脂の強い和式ラーメンスープに慣れてしまうと、全体にあっさり味に感じるので、途中で味変アイテムを加えると、変化が出て食べ飽きない。

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 チャーハン、中国料理店のものとは違う、ジャポニカ米使用で具はミックスベジタブルか?ナンプラーかニョクマムを加えていると感じたが、それが味を複雑にしている、上に乗せたのはベトナム風焼き豚みたいだ、全体に原価はかかっていないが結構食べられる(笑)、料理人の腕は確かだと思った。

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 サラダ、揚げ春巻きは「ちくわ」みたいな外観、米粉の皮なのでモチっとした食感。

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 ミニデザート、タピオカミルクにカボチャを加えている。

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 ランチサービスのベトナムコーヒーはセルフで。

 ベトナムランチなかなか美味しかった(笑)、物価の安い足立とは云え、これで千円以内なら納得できる、次はパイン・ミーを試してみたい。
 隣席にはべトナム人と思われる若い男女、意味は判らないながら会話を聴いていると、ベトナム語は中国語に似ているが、もっと語調が柔らかい、大阪と京都言葉の違いみたいな感じだ、そして中国人は相手の話が終わらない内に自分が喋り始めるが、ベトナム人は相手が話し終えてから喋る(笑)、関西で中国系の人と沢山出会ったので余計そう感じた。味は日本人向けにしているだろうが、彼等がやって来るのは故郷の味とそう違っていないのだと思う。
 店内サービスを担当している女性、最初トレーナー姿だったが、何時の間にかベトナムの民族衣装アオザイに着替えていた、これ着るとどんな女性でも(失礼)ベトナム女性に変身する(笑)。かなり前だが、黒柳徹子さんが「外国でのパーティー等に着物姿で出ると、私でもイチコロよ」とたしか話していた、それだけ注目を集め人気になったと云う事だが、民族衣装にはそうした魅力(魔力?)があるようだ(笑)。
 「千円で体験出来るベトナム」、店はそんな印象だった、なかなか面白かったのでまた来てみたいと思う。


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綾瀬「タイレストラン」

 去年5月に、地元の千代田線綾瀬駅近くの高架線下(亀有寄り)に忽然とオープンしたタイ料理店、元々長く続いた靴屋だった場所を改装したテナントで、高架下店舗は日本人店主のアパレル系が撤退した後に、外国人が経営していると思われる飲食店開業が続いている、此の店の反対側には最近ベトナム料理店がオープンした。
 店名は「タイレストラン」で、タイ料理店でこの名前は直球そのもの(笑)、PARISセーヌ左岸オデオン座界隈には、「日本」とか「東京」を店名にした、中国系や韓国系の人達が営業する怪しげな日本料理店があったが、どうもあれをイメージしてしまうが。

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 ランチならハズレでも後悔しないだろうと思う値段なので、或る日好奇心から入ってみる事にした、タイ料理店はパクチーがあまり得意でない事もあってあまり利用しないが、数年前に「孤独のグルメ」に登場した、北千住の「ライカノ」へ行って以来だ。

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 オープン当初は行列が出来ていたが今は静かになった、持ち帰りも可能で、500円のワンコイン弁当まである。

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 ランチメニュー、セットは6種類で値段は全て税込880円。
・カオガパオガイ+ゲェーンキョワーン(鶏肉のバジル炒めとライス、グリーンカレー他)
・クイッティオトムヤンクン+カオガパオガイ(トムヤムクンラーメン、鶏肉のバジル炒めとライス)
・パッタイ(タマリンドソース風味の海老入り焼きそば)
・ゲェーンキョワーン(グリーンカレー)
・ゲェーンデーン(レッドカレー)
・カオマンガイ(タイ風とりめし、野菜スープ)
 初回は無難そうなカオガパオガイ+ゲェーンキョワーンを選んでみた。

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 ドリンクメニュー、タイビールは3種揃えている、置いてあるワインはチリ産だった。

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 この「ハイセックスブラウン」なる有精卵を使っているとの事で、何か元気漲りそうな名前(笑)。

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 タイ料理店でお馴染みの「4種の神器」、「ナンプラー(魚醤)」、「プリックボン(唐辛子)」、「ナムソム(酢)」、「ナムターン(砂糖)」、タイ料理好きはこの4種類を駆使して自分好みの味に料理を変容させる。

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 「カオガパオガイ+ゲェーンキョワーン」、第一印象は「野菜が豊富」、タイ料理と聞くと「辛い、酸っぱい」のイメージになってしまうのだが、実際は野菜が主役なのだと思う。
 味は日本人向けに多少アレンジしているとは思うが意外と食べ易い、特にカオガパオガイの味付けは気に入った。

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 グリーンカレーも普通に美味しい、やはりレトルトとは一味違う(笑)。

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 初訪問で好印象だったので、2回目裏を返した時は「クイッティオトムヤンクン+カオガパオガイ」を、トムヤンクンはまあ想定内だが、米粉を使った麺がイマイチ好みではなかった、長年小麦粉麺を食べていると、どうも米粉麺に慣れるのは時間がかかるみたいだ。

 店内はアジア系の女性が二人で対応している、厨房はよく見えなかったが男性が一人、日本人ではなさそう。
 珍しさも手伝ってか、結構お客はやって来る、特に女性客が多いと思った。インド&ネパール系料理では男性客が増える傾向があるが、これがタイとインドの料理方向性の違いなのかも知れない。
 日本人が経営する店舗が撤退した後に、外国人が経営する飲食店が交替入居する、地元でもこうしたテナントが増えている、飲食は「3K職場」とも云われ、なかなか若い人が働かない実態があるが、この日本人から外国人(特にアジア系)へのシフトはもう必然になってしまったみたいだ。
 綾瀬駅高架下には前述のベトナム料理店を始め、他にも面白そうな店がオープンしている、いずれこのブログでも紹介したいと思っている。


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西新井「王子ムルギー」

 東武鉄道スカイツリーラインの西新井駅近くに、いいカレー専門店があるとの情報をWEB上で知り、「自転車で何とか行ける、交通費いらない」と嬉しくなり(笑)、さっそく訪れてみる事に、日常は節約生活を心掛けているので、些細な事ながら往復の交通費をどうしても考えてしまう、自転車で行ける場所なら何よりだ。
 以前だと初訪問店は地図をプリントして持って行ったが、スマホに変えてからは、MAP上で店の場所と自分の現在位置が分かるので、その必要がなくなった、これだけでもお金かけて変えた意味があったと思いたい(笑)。
 我家からだと、環七をずっと西に向かい、国道4号線(日光街道)を越え更に直進、東武鉄道と交差する地点からすぐ左が西新井駅だが、現在高架工事を行っている関係で、駅の西側へ出るのが少々不便だ。

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 店の場所は西新井駅西口を出てすぐ、駅前は現在再開発進行中で、区画整理によって古い建物が無くなりつつあるが、この店がある一角は三角地帯になっていて、取り残されたみたいな不思議な場所、駅への近道になるのか、店前の細い道を人や自転車が頻繁に往来する。
 店名は「王子ムルギー」、WEB情報によると店主は昭和26年創業の老舗「渋谷ムルギー」でカレー作りを学び、北区王子で開業したが、一昨年現在地に移転して来たとの事。西新井でも「王子」を名乗っているのは、今迄の常連客への配慮からか?なお「ムルギー」とはヒンディー語で「鳥」の意味だそうだ。

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 開店時間の11時半直後に入店、店内はカウンターが8席程で、小上がりみたいな座布団の4人席もある。年配の夫婦(たぶん)二人で営んでいて、調理担当のご主人は、映画「タンポポ」に出ていた大友柳太郎に、米国のマティス国防長官を少し混ぜたみたいな渋い二枚目、若い頃は相当女性にもてた筈だ(笑)。建物の造りは結構古く、トイレを借りたら珍しく和式だった。

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 メニュー、カレーは税込780円~1,080円の価格帯、カレー以外にはオムライス(680円)もある。奥様に「今日初めて来ました、皆さん何を食べますか?」と聞いた処、「ウチは玉子入りムルギー(880円)が一番出ますね」との答えで、それにするつもりだったが、下にあった「ナシカレー(数量限定)1,080円」の「限定」の文字が気になり(笑)、「これはどういうものですか?」と訊いた処、「ナシゴレンの上にカレーを乗せた」との説明で方針変更、これをお願いする事にした(笑)。

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 まずはサラダ、刻んだキャベツにフレンチドレッシングをかけたシンプルなもの。

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 続いてスープ、具はワカメでちょっと和風味。

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 やって来た「ナシカレー」、予想より量が多い(笑)。
 ご飯を炒める手間がかかるので、数量限定にしているのだと思う。まずはソースを一口、辛さだけでなく深さもある味わいで、手間と時間をかけているのが分かる、おそらく炒めた玉ネギが味のベースで、そこへ各種スパイスを加えて煮込み、寝かせてから提供するのではないかと思った。あまり煮込まないインド・ネパール系のカレーとは根本的に違う。土台がしっかりしていて、その上に多くの要素が手を繋いで強固な防波堤を作っている、そんな感じだ(笑)。
 ナシゴレンはカレーに合わせて穏やかなもの、上に乗った目玉焼きがいい(笑)、ソースが美味しいので、あっという間にナシゴレンがなくなった。カレーだけ舐めているのも寂しいので、「すいません、白いご飯を追加でお願いしていいですか?」と、禁断の注文をしてしまった(笑)。

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 白ご飯、「あきたこまち」系か?一度に大量炊くのだろう、綺麗に粒が立っていて美味しい。ハイスピードで食べている私を見て、ご主人が「ウチのカレーはご飯に合わせて、美味しいカレーです」と、ニコリと笑っている(笑)。

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 顔を上げるとメニュー写真の上に、おそらく主人が描いたのだろう、達者な書とカレーの画が並べてあった、読んでいるとなかなか深い、「西新井の片岡鶴太郎」とでも呼びたくなる(笑)。
 カレーは美味しく、ご夫妻の優しさを感じて、温かさに包まれる素敵な店でした、今迄来なかった事を後悔する、此処はリピート確定、「また来ます」と云って店を後にした。

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 カレーを食べると甘味が欲しくなるもの、そこで環七を渡って行ったのは、ブログ記事で取り上げた「エスキモーカフェ」、私が「下町のグラッシェル」と呼んでいる店だ(笑)。

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 ランチタイムながらアイスクリームだけの注文で恐縮だが、お願いしたのは、かぼちゃアイス+みかんシャーベットの2種盛り(税込420円)、特にカボチャアイスは自店で焼いて香りを増した南瓜を潰して使い、チョコクッキーを加えたとの事で秀逸なものだった。
 2店で合計1,500円、充実したランチでした、同区内に住んでいながら、西新井は過去あまり来る機会がなかったが、食に関して奥の深い街だ、また探訪に来たいと思う(笑)。


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札幌・北15条東「Curry Power パンチ」~西17丁目「餅菓子商 白谷」(2017札幌食べ続け④)

 札幌後半戦の3日目は、朝の散歩で昨夜胃に入れたものを消化する事から始める(笑)。市内南部豊平川に近い中島公園は広い池や音楽ホール、天文台や文学館も園内に備えていて、緑豊かな札幌を代表する公園、それが歓楽街ススキノのすぐ近くにあるのも面白い。この時期紅葉が始まっていて、歩いていると北国の秋を、そして長い冬の気配を感じ取れる。地下鉄の駅も近いので、札幌を訪れた時にはお勧めしたいスポットだ。

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 公園内にある「豊平館」の建物、1880年にホテルとして大通に建築、明治天皇も宿泊し宴会場としても使われ、札幌の迎賓館的役割を担った。1958年に中島公園内に移築保存されるが、以降結婚式場として市民も利用可能だった、1964年国重要文化財に指定される。昨年4年間のリニューアルを経て再オープンした、少々綺麗になり過ぎた感じもするが(笑)、文化財でありながらも、現在でも式場や宴会場として、市民が利用可能な事が素晴らしいと思う。
 昼が近づいて来たので、地下鉄で北13条東駅へ向かう、札幌にはこうした地番そのままの地下鉄駅が幾つかある。

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 目的地は「リアン」同様に、札幌の定番になったスープカレーの店「Curry Power パンチ」で、私は3年連続で4回目の訪問になる。今回は札幌在住の友人夫妻との会食?で、開店時間直後に店内で待ち合せる事に、札幌の飲食店は駐車場を完備している処が多いが、先に停めた者勝ちで(笑)、混雑時には溢れてしまう事もある。

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 2014年10月開業のこの店も3周年を迎える、「石の上にも3年」と云うが、繁華街ではない場所でも3年続いたのは、それだけ味が支持されて来たと云う事だろう。

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 此処へ来ると、いつも「うまうまつくねベジタブル」(税込1,170円)を注文するのだが、今回も一応迷いながらも、やっぱりこれを選んでしまう、選べる辛さは8段階ある内の下から3番目「フック」で、ライスは小盛にしてもらった(笑)。

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 一年ぶりの「うまうまつくねベジタブル」、何故か「おまけ」も付いていた(笑)、まずはスープを一口、あっさりした和風スープが胃に浸みていく、ゴロンと大きいつくね団子と北海道野菜の相性が抜群、スープカレーは道産の豊かな農作物と乾燥した気候が生んだものだと思う。東京で食べるともっとコッテリした店が多いが、この店のカレースープは毎日でも食べられそうな優しさと中毒性がある(笑)。

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 店主の好意でラッシーまで出してもらい恐縮してしまう、今回も美味でした。残念なのはこのスープカレーが札幌へ来ないと味わえない事で、願うのは「五丈原」のラーメンとセットで、東京に支店出してくれないかな?と思う事(笑)。 
 食後は「甘味を食べに行こう」と、急に話がまとまり(笑)、友人の車に乗せてもらって、西17丁目札幌医大近くまで遠征、「餅菓子商 白谷(しろや)」まで行く事に。

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 2011年開業のこの店、私は3年前に訪れていて2回目。その時はフレンチランチの後に友人と店の前を通り、「大福」の文字に惹かれ入ってしまった店で、喫茶スペースで大福と抹茶をいただいた。
 前回もそうだったが、製造、販売、お茶出しの対応等全て店主一人でやっている、高級住宅地の円山も近く、住人達の御用もある店に見える。「和菓子店」ではなく「餅菓子商」を名乗っているのが特徴、店のWEBページでは、
「ここ北海道で収穫される米は、厳しい自然の力と少しの人の手を借りて美味しく育っていきます。土と水と光と命。それだけで作り上げた白谷の餅。大量生産も日持ちもしません。ただ誰かに喜んでもらえるために、毎日丁寧にこしらえています。」
と自店紹介をしている。
 店頭の餅菓子、どれも美味しそうで何を選ぶか迷うが、珍しい「モンブランもち」(税込140円)にしてみた。

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 抹茶椀が並び、客は好みの物を選べる。

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 一番渋く地味な、瀬戸黒みたいな碗を選んだ(笑)。

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 モンブランもちは、同じく店の説明では、
「白餡とマロンペーストで作った『マロン餡』でお餅をふんわり包み、刻んだ栗の甘露煮を上に添えました。お餅の中には生クリームが入っています。」とある。
 柔らかく上品な味、餡もマロンペーストも上質、儚く消えてしまう束の間の美味しさでした、抹茶(200円)もさすが本職で丁寧に点ててある。そして東京のこの種の店と比べると、価格破壊的に安い(笑)。
 地元民を対象としている店なので、あまり観光客が荒らしてはいけないと思うが、西18丁目駅近辺にフレンチ食べに行ったついでに、寄ってみる価値ありです(笑)。
 お付き合いいただいた友人夫妻に感謝です、忙しい中をありがとうございました。
 私はその後ATMでお金を引き出し、フレンチ3店目に出発する事に(笑)。


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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
店の点数評価等はしません、「食と人」を描きたいと思っています。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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