最後の晩餐にはまだ早い


竹ノ塚「雅知」&西新井「桔梗と空」

 緊急事態宣言下、「密」状態が避けられる自転車で行ける範囲の店、それも今迄利用していない店を幾つか回ってみたが、いい店もあったし、そうでない店もあった(笑)。ネット情報全盛時代に「人知れず営業している名店」みたいな処は、もう無いと思った。行ってみて「美味しい、誰かに教えたい」と思うのは正常な感覚で、そうした気持ちがなければブログは続けられない(笑)。
 今回紹介するのは、STAY HOME週間に訪れた区内のラーメン店2箇所、ラーメンは各自の好みを特に反映する食べ物だが、両店は割と万人向けの味で、行ってガッカリする人は少ないだろうと思い、地元店応援の意味を込め記事にしたい。

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 まず一店目は、東武スカイツリーライン竹ノ塚駅西口に在る「らあめん 雅知」で、「がち」と読む。2014年10月の開業、尾竹橋通りに面していて、ブログ記事で紹介したベーカリー「市東製作所」の近く、此の日もパンを買いに行くついでに寄ってみた。
 WEB情報によると『数々の高級中国料理で18年修業した、店主が作り出す渾身のらぁめん』とあり、ラーメン専門店ではなく中国料理店出身の店主との事だ。
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 11時半の開店直後に入店、初回なので無難そうな昼限定の「塩らーめんと肉ごはんのランチセット(税込850円)」を食券購入する。
 店内はカウンターのみで10席程、ひらがなの「ら」の字から上の点「`」を抜いたみたいな、不思議な形の作りと席配置。水はセルフ式だが、コップが磁器製品なのは好印象、どうもプラスチックのコップは好きではない。
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 すり鉢が置いてあり、これで「でか盛ラーメン」(2,680円)を提供する、30分以内に一人でスープを含め完食すれば代金無料(笑)、反対側の壁には完食者の名前が記録と共に連ねてあるが、中には10分台の完食達成者が居て、多分人間ではなく河馬ではないかと思った(笑)。
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 塩らーめん到着、見た目や具もシンプルそのもの、スープの味わいも見た目と同じで淡くアッサリ系、塩分もそんなに強くない。スープも麺も普通に美味しかったが、もう一息コクと云うかパンチが欲しいなと云う気もする、中国料理出身の料理人とラーメン専門店の料理人が理想とするラーメン味のベクトルは、少し違うのかも知れないと思った。
 私みたいな年寄ならこれでもいいが、若い人達には少し物足りなく感じるかも知れない。
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 肉ごはん、これもほぐしたチャーシューと葱だけのシンプルなもの、ご飯の質も悪くなく普通に美味しい、塩らーめんが軽めなので、併せて食べれば満腹感が丁度いい。

 地元店探訪もう一店は竹ノ塚の隣駅、西新井駅西口側に在る「らーめん 桔梗と空」。
 2019年4月の開業、変わった店名の由来は不明だが、桔梗が淡麗醤油味で、空が濃厚煮干し味を表し、2種類の味わいが選べるのが特徴の店。
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 店の場所は竹ノ塚駅西口からすぐで、以前ブログで紹介したカレー店「王子ムルギー」の並び、同じ細い道沿いに在る。
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 こちらも食券方式だが、味わいが2種あると悩む、此処も初回なので無難そうな「特製淡麗醤油らーめん」(税込1,050円)にして、コロナ太り進行中のためご飯物は止めておいた(笑)。
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 カウンターだけの8席でL字型に並んでいる。店は新しいので綺麗だ、左端の「しょうゆすこ」はバルサミコ酢、薄口醤油、ハラペーニョを混合した万能辛味調味料。
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 箸は割箸、水はセルフでプラスチックコップ、これとガラス製が多く最近増えているのが真空断熱カップ、「雅知」の磁器使用は珍しい。
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 出来上がった「特製淡麗醤油らーめん」、奥に大きな薄く切った煮豚と海苔が3枚ずつ立っている、長葱と水菜、手前に味玉と白い四角状の物は餅で、これが珍しい。
 スープは始めに魚介の香りが来る、4種類の醤油をブレンドして使っているそうで、全体的に味わいは濃い目、「淡麗」を謳ってはいるが結構濃厚だ(笑)。麺はストレートな中細麺、歯応えあり好きなタイプの麺。餅が意外な程にラーメンスープと合う。
 具が多いので完食すると結構食べ応えある、店主は別のラーメン店で働いていたそうで、一杯で満足できる充実感は「雅知」とは違うと思った。あくまでも個人的な嗜好だが、両店の中間ぐらいの味わいが丁度いいのかな?とも思った(笑)。
 ネット上で書かれているが、サービスはとても感じがいい、特に小柄なオバサマの接客は、この種の店では珍しい位に心温まるものだった。
 「雅知」「桔梗と空」共にとても真面目に作ったラーメンだと思う、それぞれの駅に行った時には、寄ってみて多分残念だと思わない筈だ。


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西新井「田奈加(たなか)」

 地元の個人経営飲食店で且つ蕎麦店となると、今、二重に街から消える心配のある職種だが、外食危機の今、このブログで紹介する事で、少しでも応援しようと自転車で向かったのは、西新井大師に近い日暮里・舎人ライナー高架下の蕎麦店「田奈加」。同じ区内でも西側となると電動補助のない自転車運行は結構ハードだが、家籠りの運動不足解消にもなると思った(笑)。
 区内で本格的な蕎麦を提供する有名処と云うと、千住大橋「千寿 竹やぶ」、綾瀬「重吉」、六町「松鈴」等と共に名前の挙がる事の多いのが、この「田奈加」だ。
 店の場所は分かり易い、環七を西に向かい、西新井陸橋を過ぎると日暮里・舎人ライナーの高架橋が見えるが、それに向かって進み、高架下まで来たら右に曲がればすぐの場所に店の幟が立っている。一番近い駅は東武スカイツリーラインの西新井大師西駅になる、1979年(昭和54年)頃の開業で、おそらく西新井大師の参拝客御用達の店だったと思う。
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 広い駐車場を備え席数も70席以上ある豪壮な日本家屋の老舗。店前には仏ブルターニュ地方カルナックのメンヒルみたいな巨大な石が立っているが、これどうやって運んだのだろう?(笑)。蕎麦の名産地茨城に近い事もあり、足立・葛飾や埼玉県八潮市にはこうした大箱の蕎麦店が幾つか存在している、中には廃業してしまった店もあるが、ファミレスが一般的になるまでは、蕎麦店が地域の社交場的な役割を担っていたようだ。
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 最近では少なくなったメニューサンプルがある、赤毛氈の上に並べると、外国人が感嘆するようにこれはアートだなと思う、やがてはコレクターズアイテムになるのかも知れない、集めるなら今のうち(笑)。
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 時節を反映して持ち帰りの案内があるが、冷たい蕎麦、丼物、玉子焼だけにしているのは良識だと思う。
 店内は広く、内外装にハリボテ感もなく(笑)お金がかかっている、一番感心したのは床がとても綺麗に磨かれていた事、この床を見ただけで安心感が生まれる。座敷席とテーブル席があるが、腰が悪いのでテーブル席に座った。

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 蕎麦単品の他にランチセットが5種類、初回は此処から選んだ方が無難そうなので、「天丼セット」(税別1,000円)を注文した。
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 唐辛子入れや醤油差し、後から出てくる料理の食器は割と趣味のいいものを使っていた、右端の木の板は何だろう?と不思議だったが、他のテーブルを見たら、古い喫茶店等にある硬貨を入れて使う卓上占い機の置き場で、此処にあった物は壊れたのかも知れない、あれば使ってみたかったのに残念(笑)。
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 天丼セット全容。
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 自家製麺の蕎麦は北海道産との事、蕎麦自体の出来はやや加水多目か、香りはあまりしないが喉越しは悪くない、蕎麦としては普通に美味しい。山葵は本山葵ではなく練りだと思う、ツユは辛過ぎず甘過ぎず中庸な印象。
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 蕎麦以上に良かったのが、この天丼。海老2本と獅子唐で、天ぷら店と違って多めに衣が付いているが、胡麻油の香りがいい。出前だとこの衣がシナっとして、揚げ立てとはまた違う美味しさになるが、あれを思い出した(笑)。丼ツユも辛口で昔の東京蕎麦屋の天丼味、何でも健康志向の現在、こうした濃い味は出会えなくなったが、高齢者の琴線には触れる(笑)。
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 赤い本漆器の湯桶に入った蕎麦湯は、後から蕎麦粉を足していると思う。
 正午に近くなり店内は何時の間にか満席近くなった、家族連れもいるが、殆ど車で来ているみたいだ、席間が広いので「密」は感じないが、蕎麦屋では長居しない方が粋と云うもの、早目に退出する事にした。
 店の規模から六町の「松鈴」と比較したくなるが、蕎麦だけなら「松鈴」、天丼の美味しさで「田奈加」かな?と思った、また天丼を食べに来たい(笑)。
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 帰りは近くに或る西新井大師へ行ってみる、参道が工事中で自転車の置き場が分からず、本殿前でのお参りだが、今は何より悪病が一日も早く終息する事を願ってしまう。
 環七は物流の商業車が多くこの時期でも混んでいる、排気ガスにまみれながら帰るが、往復2時間の蕎麦旅でした(笑)。



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お花茶屋「庵治」

 現在進行中のコロナウィルス騒動で直接影響を受けている飲食店、特に地元の個人経営店は応援したいが、自分一人の資力では何とも難しいので、ブログで取り上げる事で少しでも興味を持ってもらい、実際に客として店迄行って欲しいと願っている。このため暫くは地元周辺の店紹介が増えると思う、ただ私が行って「人に勧めて大丈夫」と思うか否かの篩はかけるつもりだ(笑)、また感染が鎮静化する迄は、営業の可否や時間帯が変わる可能性があるので、確認してから行かれてください。
 此の日の昼に向かったのは、葛飾区内の京成お花茶屋駅前商店街にある「手打うどん庵治(あじ)」で、夫妻(たぶん)で営む讃岐うどん専門店。以前紹介したピッツェリア「マチルダ」へ行った時に見つけた、後でWEB上を調べたら「美味しい饂飩店」として、地元では知られた店みたいだ。
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 店の場所は駅北側にある商店街を、バレーボール女子の強豪校として知られる共栄学園に向かって進み途中の左側、三井住友銀行のATMコーナーが店前に在る。
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 WEB上では火曜日定休で11時から開店となっていたが、実際には11時半からだった。
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 ランチメニューの「まんぷくセット」は4種類。
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 店内へ入るとカウンターだけの11席、讃岐うどん店は愛媛県の砥部焼の器類を使う事が多く、重いが丈夫な丼。
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 店の奥は独立した打ち場になっている、エアコン完備は厨房の熱に影響されないためだろう。
 初回に選んだのは「カレーうどん+ちくわ天+半ライス」のセット(税込900円)、単にカレー味が食べたかったのだが、先日大阪で食べたカレーうどんとの比較もしたかった(笑)。
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 饂飩を打って茹でるのはご主人で、丼を仕上げるのは奥様が担当する、出来上がって来たカレーうどん。
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 うどん部分のUP。
 まずはツユを一口啜る、大阪で食べたのは後からルーを乗せる作りと思ったが、これは饂飩ツユにカレー粉を加え、その都度作るやり方だと思う。全体的に中庸でスパイスの刺激は抑え穏やかな印象、個人的にはもう少しパンチが欲しい気もするが、ベースになる出汁の良さは感じ悪くない。饂飩自体は打ち立てで美味しい、コシだけ強調した物ではなく、粉の香りは感じ口腔感や喉越しも良好。
 大阪で食べたカレーうどんと比較すると、カレーつゆの出来は大阪、饂飩のクオリティはこちらの店が好みだなと思った。それぞれを合わせると更に良くなるか?と云うと、そうでもないのが食べ物の難しい処だ(笑)。
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 結構インパクトあるちくわ天、以前TVの街歩き番組で、台湾出身の若い女性に「日本で美味しかったものは?」と訊いたら、「ちくわ」と答えていた、たしかに値段を考えたら旨いと思う(笑)。
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 セット物以外の単品メニュー。

 初回で気に入ったので2週間後に裏を返す、つまり再訪問をする事に。
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 2回目は「かけうどん+野菜天丼」(税込850円)のセットにする、うどんつゆの素性を知りたいのもあった。
饂飩出汁はおそらく昆布+イリコで、醤油も讃岐のものではないかと思う、讃岐そのままと云うより、東京人それも下町の嗜好に合わせているのだろう、やや濃い目の味付けに感じた。
 注文の度に揚げる天丼の野菜天ぷらやご飯は良質、饂飩も天ぷらも他店より飛び抜けて美味、と云う程ではないが、丸亀よりは勿論いい(笑)。値段を考慮すれば十分納得できる内容、我家からは自転車で行ける距離なので、麺好きとしてはローテーションに入れたい店だと思う、お花茶屋まで行く用事あれば寄ってみる事をお勧めしたい。


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大阪・天王寺「うどん 前田 天王寺本店」(2020関西食べ続け-6)

 私の生れは千葉県だが、人生の大半を東京それも城北の下町地区で過ごした、現在の行動圏でも上野、秋葉原あたりが中心で、西東京へ出る事は殆どない。渋谷など行こうものなら別の惑星に着いたみたいな異次元感覚になってしまう(笑)。それなので大阪も梅田、中之島、北浜と云った中心街はどうも感覚が合わず、繁華街の北新地も自分にはお呼びでないと思ってしまう、そんな私が歩いていて落ち着くのが大阪南側だ。
 此処数年は和歌山や上本町の定番フレンチへ行く事が多くなり、アクセスのいい天王寺駅近くのホテルを利用している。何回か行くうちにこの辺りの雰囲気に馴染んできた、「あべのハルカス」は東京的建物であまり魅力は感じないが、周辺の阿倍野界隈は適度な猥雑さがあって興味深く、歩いていて面白い。
 大阪4日目はこの近辺を歩く事から始めた、ハルカス内の近鉄で頼まれた「神宗」の昆布を買った後、外へ出て大阪市立大学医学部の脇を通って向かったのが、以前読んだ井上理津子著「さいごの色街 飛田」(新潮文庫)の舞台になった場所、一度見ておきたかった。さすがに午前10時台では営業?している店は僅かだが、街は表現が難しい独特の雰囲気で、魔界的な怪しい魅力があった、現在の東京吉原は遊郭時代の面影は全くないが、此処はおそらく往時を残していると思う。可能なら店内も見てみたく、若ければ実践も伴ったかも知れないが、今は見学だけで十分、でも次は夜の姿も見てみたいと好奇心は湧く(笑)。
 この後はJR高架下を戻り、天王寺動物園に行ってみる事に、大阪に詳しい人から「面白いよ」と聞いていた。
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 場所は天王寺駅から通天閣へ向かう一角、繁華街「新世界」の東側入口の目の前に在る。
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 入園料500円で当日中なら再入園も可、自販機でなく係員窓口で入園券を買うのは昔風でいいなと思う、画像は人気動物のベストテン。
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 この動物園で面白いと思ったのは、動物の精巧なブロンズ像がある事、これはカバのテツオ君で、実物はこの後ろにあるカバ舎に居る、何らかの都合でカバが見られない日もあるし、もしかして本人?が死んでも、記憶に留める事ができる、お金はかかるがいい試みだと思った、このテツオ君は人気9位だが私は1位に入れたいと思った、カメラを向けると寄って来る、さすが大阪人?らしいサービス精神を持った愛嬌ある姿がいい(笑)。
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 ライオンは人気3位だが、一家全員やる気なし(笑)。昼間殆ど寝ているのは、夜の狩りのため体力温存しているとの説明案内あり。
 天王寺動物園は敷地が狭く、ジャイアントパンダみたいなスター?が居る訳ではないが、動物を見せる工夫が随所に感じられ、園内を歩いていて飽きず面白かった、大阪の穴場的観光スポットだと思うので、未訪問の人は一度行ってみる事をお勧めしたい。

 此の夜はたぶん重そうなので、いっその事昼飯は抜こうかとも思ったが、昼過ぎになると胃腸は飽和状態の筈なのに何か食べたくなる(笑)、そこで行ってみようと思ったのが、徒歩圏内にある饂飩店で、カレーうどんが名物と聞いていた。
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 店の名前は「うどんの前田 四天王寺本店」、場所は「大坂の陣」の舞台になった茶臼山下に在る堀越神社からすぐ、四天王寺からも道路を渡れば近いので、参拝帰りに寄る善男善女も多いようだ。
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 この視覚的に訴える宣伝方法は、好き嫌いは別にして東京より上手だなと思う。一番人気はやはり「カレーうどん」との事。
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 ランチメニュー、「うどんの大盛も並と同じ価格」がウリみたいだ。

 入店して、真中の共用テーブルに座る、間髪を置かず女性店員が「何にします?」と聞いてくるが、大阪はこの間が短い、座った時には注文を決めていないと遅く、井之頭五郎氏みたいにメニューを見て悩む時間は必要ないと思われている(笑)。
 注文は一番人気の「カレーうどん」(税込880円)を、夜を考えてご飯は付けなかった。
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 大阪は大体において料理の出て来るのが早い、割と短い待ち時間で出て来たカレーうどん。カレーの粘度があり、かけうどんに別に作ったカレーを足す作り方か。
 カレー汁は、スパイスを重ねた複雑な味わいと云うより、中庸で万人向けの分かり易い美味しさ、以前やはり近くにある別のカレーうどんが有名な店に入ったが、決して悪い意味でなく「ボンカレーの味がする」と思った、このカレーもそうした普遍性のある味、ボンカレーよりココイチに近いかも?(笑)。
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 うどんは細からず太からず中庸、特筆する程ではないが、普通に美味しいと思う。
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 こう云っては失礼だが、予想したより美味しかった(笑)、上手くバランスが取れていて、「また食べたい」と思うカレーうどんだった。店は結構年季が入っていて、13時過ぎでも客がやって来る、人気がある店のようだ。
 カレーは胃を活性化する作用があるみたいで、重かった胃が動き出した気がする、コロナウィルス耐性にカレーがいいとの噂(あくまでも噂です)も聞いたし、もしかしたら「カレーは世界を救う」可能性があるかも知れない(笑)。
 ホテルに帰ってから、ライオンみたいにベッドに横になり一休み、夜の戦いに備える事に。


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京成関屋駅前「雑賀屋」

 或る料理人から「このブログは面白い」とのお褒めの言葉をいただいた、その理由が「(一人)1万円超えのフランス料理の次に、800円のラーメン店が出て来たりするので、その落差が面白く、親しみが感じられる」そうだ。要は高級(高額)店へ行き続けられる程余裕がないからだが、成程そうした見方もしてもらえるのだと思った(笑)。
 たしか丸谷才一だったと思うが、谷崎潤一郎を「王朝の文学にも親しんだが、淫靡な文学世界も開拓した、だから幅のある作家になった」みたいな事を何処かに書いていた、それに倣って王侯貴族でも庶民の料理でも、今後も取り上げたいと思っている(笑)。
 今回はその庶民派からで、地元に詳しいB級グルメ通から、「一度は行ってみるべき」と教わっていた、京成電鉄関屋駅前にある路麺立食の店「雑賀(さいか)屋」を訪問、我家からだと荒川に架かる堀切橋を渡って行くので、自転車で30分以上かかった。
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 京成関屋駅と東武牛田駅は50m位離れているが、店は両駅間に在り関屋駅から徒歩0分の場所。東武=京成を乗換する間に蕎麦を食べていく客も結構いるみたいだ。
 店前にはテラス席?(笑)もあるが基本立食い、朝7時から夜0時までの通し営業で、正月三が日以外は年中無休、こう書くとあまり旨いものは出て来ない気がするが、その予想を超えるレベルとの噂で楽しみにしていた。
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 入店すると右側に券売機があるが、種類が豊富。蕎麦・うどんに中華そば、カレーにカツ丼まである、更にトッピングも天ぷら数種にコロッケ、もつ煮込みと盛沢山、目移りしてしまう。事前情報で「太麺の蕎麦を食べるべき」と聞いていたので、「かき揚げ極上太麺そば」(510円)とミニカレー(220円)を食券購入する事に。
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 本当に椅子は無く立ち食いだった、客に媚びない潔さはいい(笑)。調理は男性が一人、他に女性が二人手伝っていた。
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 こう説明する事に、かえって店の自信みたいなものを感じた。店内は情報発信の貼り紙が結構ある、TV取材も何回か来たみたいだ。
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 説明どおり注文後にかき揚げを作るので、少し時間はかかるが、到着した「かき揚げ極上太麺そば」と「ミニカレー」。
 まずは蕎麦ツユを味見、女性店員によると出汁は自家製だそうだ、業務用の濃縮ツユを使う立食蕎麦でありがちな、ケミカルな後味は感じない。濃い目な味付けだが、東京下町育ちの私は特に気にならない、かき揚げは揚げ立てなので勿論美味しい。
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 麺は製麺所への特注品だそうで、「きしめん」的な幅広でモチモチとした歯応えがある。通常の細麺も用意しているが、此の店ではまずこの太麺を試すべき。
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 ミニカレー、これも自家製との事、大量に煮込んで少し置いてから提供するのか、馴染んだ味になっている、カレー専門店とは違いスパイス感は弱めで親しみやすい味。添えたスプーンが、ユリ・ゲラーが曲げた(古い!)後に直したみたいになっている(笑)。
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 店員が見せてくれた生太麺蕎麦、蕎麦と云うよりタリアテッレやフェトチーネみたいな印象。
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 此の店舗は元々別の立食蕎麦だったが、経営者が変わり現在は「雑賀グループ」が運営している、店の評判が上がったのはそれ以降らしい。創業者は和歌山出身か?
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 「都内最強立ち食い蕎麦7選」に選ばれた事があるそうだ、その実力は十分感じた。
 気に入ったので、翌週さっそく再訪問する事に。
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 2回目はちょっと捻って「中華そば半カレーセット」(税込670円)にしてみた。
 中華そばは予想したとおり昭和の東京ラーメンそのもの、脂の少ないスッキリしたスープに濃い目の醤油味、メンマ、チャーシューもいい出来、縮れた細麺も昔のまま、あえて云えば茹でたホウレン草とナルト巻スライスがあれば文句なしだったが(笑)。
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 「メガ唐揚げ定食」(550円)、こんな危険?なメニューもある(笑)。
 此処はいい店だ、店の近所に住む人が羨ましくなった。たぶん次回もあると思う、店まで何とか辿り着けるよう、脚力を維持しておきたいものだ(笑)。
※なお次回のブログ更新は2月22日の予定です。


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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
人はそれぞれに「見方、感じ方、考え方」が違います。私が美味と思ってもそう思わない人が居て当然です、味覚とはそれだけ不安定で不完全なもの、あくまでも筆者個人の嗜好による感じ方である事を承知の上で読まれてください。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに赤坂、麻布十番等。
混雑電車が苦手で加齢による朝型人間化のため、ランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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