最後の晩餐にはまだ早い


綾瀬「一駅族」

 ブログで地元の店紹介は、アクセス数が減る傾向がある、これは仕方がない事だと思う、自宅近くのラーメン店を記事にしても、関西の人には「この店、行ってみよう」みたいな興味を持たないだろう(笑)、私が逆の立場でも同じだ。
 ところが、時にコメントをいただくのは殆どが地元の方で、「役立っています」と励まし?の言葉をもらうと、ついその気になって新らしい店を探してしまう。飲食店には厳しい現状なので、地元の店特に個人店は応援したいが、地域専門ブログになっても面白くないし、都内別地域の店と混ぜて偏らない様にはしている。
 今回は地元と云っていい場所に在る中国料理店で、この時代にワンコイン(500円)でランチが食べられる、隠し玉みたいな店だ(笑)。
 名前は「一駅族(ひとえきぞく)」で、一時ブームになった「通勤・通学時に一駅歩こう」運動にあやかったものかは不明。店の場所は千代田線綾瀬駅から歩いて7分位、東口を出て高架沿いを亀有方面へ向かって進み、東京未来大学福祉保育専門学校の裏手、目の前には都営アパートが連なっている。
 この店を知ったのはWEB情報からだが、店について調べてもよく判らない事が多い、一応得た情報では、
・2010年頃の開店
・オーナーと料理人は別?
・現在の料理人は中国人?で、赤坂の有名四川料理店の厨房に居た。
・中国人の奥さんと二人で店を回している。
 不確かだがこんな処で、まあ食べる方としては安くて美味しければ、どうでもいい事なのだが(笑)。

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 住宅街に目立つ赤色の看板とテント、「AMOUR CHINESE DINING」と書いてあるが、愛の中国食堂って何でしょう?これも謎の一つ(笑)。

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 店へ入ると結構広い店内、手前に椅子席が10席、奥が座敷席になっている、居酒屋あたりの居抜き店舗にも見えるが、壁には酒類の瓶が並んでいるので、夜は中華居酒屋みたいになるようだ。

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 ランチメニューその1

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 ランチメニューその2
 事前情報どおり500円から定食類がある、全部ワンコインと云う訳でなく幅があるが、それでも一番高いものでも800円、すべて税込金額。
 まずは一番上に書いているのは自信があるからだろうと、「担々麺セット」(中国では「々」は使わないが、店表記のまま)500円をお願いする。

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 卓上の調味料は辣油、醤油、酢で何故か胡椒は置いていない。

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 水は酎ハイ用みたいな大きなグラス、お替りしないで済みそう(笑)。

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 やって来た担々麺セット、麺は一人前ある、これに半チャーハン、ミニサラダが付く。
 まずはスープを一口、思っていたよりコクがある、スープベースはちゃんと作っている筈、辛さはそう強くないが全体の味のバランスはいい、麺は中細のストレート麺、この値段にしてはしっかりした麺だ。チャーハンはまあ普通の出来、単体だと何か物足りないが、麺と一緒だと食べられる。
 担担麺は自転車で行ける範囲では、西新井「香府山」のものが好みだが、この店は約半額なので、それ考えれば立派な出来だ。
 厨房は大人しそうな男性一人、日本人かな?と思ったが中国の人らしい、店内は奥さんだと思う女性、この人は典型的中国人みたい、喋りを聴いても結構強そう。大人しい男性料理人と強い奥様のコンビは、大体何処も上手く行っている(笑)。

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 初回訪問で値段と味に納得したので、すぐ2回目の訪問つまり「裏を返した」、この時は「あげ豆腐の四川風炒め定食」(500円)を注文、出て来たのは予想とは少し違ったが、ケチャップ味ベースで何処か懐かしい味。四川料理と云うより日本人に合わせていると思うが、これはこれで美味しかった(笑)。

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 3回目はつい最近だが、少し奮発?して100円UPの「野菜拉麵セット」(600円)、これが良かった、具の野菜炒めに独特の甘味を感じて、最初「化学調味料かな?」とも疑ったがどうも後味が違う、もしかしたら四川の甘味調味料「酒醸」かも知れない。
 3回行った印象では、どちらかならご飯物より麺類の方がお薦め出来そう、電車賃かけて行くと云うより、もし近くへ行く事あれば、値段を考えれば寄る価値ある店だと思う(笑)。


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金町「クレージー餃子」

 葛飾金町に不思議な名前の面白そうな中国料理店がある事を知ったのはWEB情報からで、東京で増加中の大陸系中華だが、店名が「クレージー餃子」、たしかに変わっている(笑)。餃子専門店かな?とも思ったが、そうではなく中国料理全般を提供する店みたいだ、場所は移転して来た東京理科大学のある北口側、我家から自転車で30分かからない筈なので、天気のいい日に行ってみる事にした。
 中川に架かる飯塚橋を渡り直進、左手に葛飾清掃工場の大きな建物が見えたら右折し、進むと東京理科大学の広いキャンパスに出る。

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 今の学生はいい環境で勉強出来るのは羨ましいが、学校側としては少子化で学生を取り合う訳だから、設備等提供するものを整えないと選んでもらえなくなる、当然資金がかかる事になるので大変だ。
 このキャンパスを通り過ぎ、JR金町駅に向かう途中に店がある。

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 結構大きい建物だが2階以上はアパートになっている、その角に赤字で大きく張り付けた店名表示にインパクトあり(笑)、こうしたセンスはなかなか日本人では出来ない。

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 2017年3月の開業、客席は広くて50席以上ありそう、厨房前の壁際席に座る。厨房内は3人で皆中国系の人だが、女性料理人が一人居るのが珍しい。サービス担当の男性は日本人みたいだが中国語も達者だ。

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 ランチメニューは17種類、日本人が好きそうな一般的な料理が多い。

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 一品料理、ランチタイムでも注文可みたいだ。値段は格安店の多い大陸系中華の中では少し高めの部類に感じる。

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 点心類メニュー、店名にもなっている「クレージー餃子」(税込5個580円)が載っている。
 初回なのでまずランチメニューから一番気になった、「四川風まぜそば(激辛可)」(850円)に決めるが激辛は止めた(笑)。そして折角だからと、話題の「クレージー餃子」も追加で注文する事に。
 厨房は活気があると云うより騒がしい、何を喋っているのか不明だが、まるで喧嘩しているみたい(笑)、見ていると女性と男性一人ずつが料理人で、もう一人の男性が点心担当みたいだ。最近都内のフランス料理店では、オープンキッチンスタイルでも静かな雰囲気が多く、昔みたいに怒鳴り声が聞こえる事は殆どなくなった、それに慣れてしまったので、このノイズは中国らしくて新鮮(笑)。

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 まずやって来たのが「四川風まぜそば」、汁なし担担麺みたいなものか?と予想していたら外れた、麺が涼麺だった、丼の底には辣油ベースのタレ、麺の上にはピーナッツ、青ネギ、豆板醤、他には野菜サラダ、卵スープ、漬物、杏仁豆腐。

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 サービスの男性が「全体をよく混ぜてから食べて下さい」と云うので、箸と木匙で掻き混ぜる、中太麺に辣油と唐辛子が絡んで、食べると麺の旨味と唐辛子の辛味、其処に山椒の風味が加わる、砕いていないピーナッツが面白いアクセントになっている、全体の味バランスは良好。注文時に「辛いですよ」と注意されたが、それ程でもなかった。

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 これがクレージー餃子、まず見かけからして変わっている(笑)、どうやら餃子を羽根付き状に焼き、その上に溶けるチーズを乗せて、上火かバーナーで焼いたものだと思う。
 「何も付けずに食べてみて下さい」との事なので、そのまま食べてみる、中身は海老と野菜(アスパラ?)、具の質は悪くない、これがチーズと不思議な相性を生む、粉+海老+野菜+チーズなので、味わいはミックスピザに近い(笑)、後を引く味で、これはなかなかの逸品だ、考えた人のアイディアの勝利だと思った。

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 WEB情報ではオーナーは餃子の本場満州出身との事、他にも「トルコ焼き餃子」など謎のメニューもあり、アイディアマンでもあるようだ。
 この記事を書いている今も、画像を見てクレージー餃子の味を思い出し、また食べに行きたいと思い始めている、そう思わせれば飲食店の勝ちだ(笑)。
 私は自転車が一番便利なので、次に行く時もランチタイムになるが、メニューは豊富なので夜も楽しめる店だと思う。
 

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西新井「香府山」と「エスキモーカフェ」

 今年の1月に始めて利用し、料理が好印象だった西新井の中国料理「香府山(シャンフザン)」を再訪問しようと思った、我家から自転車で30分かかるが、秋になって日差しも和らいで来たので自転車乗りには好都合、店へ行くには殆ど環七通りを走る事になり、広い歩道があるので、特に反応が鈍くなりつつある高齢者には安心だ(笑)。
 気合いを入れて走ったせいか、開店時間の11時半前に着いてしまった、店の周りをポタリングしてみるが、あらためて住宅以外何もない処だなと思う、先代時代には出前もやっていたそうだが、今は来てくれる客を待つだけの、味が勝負の店だ。

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 時間になったので入店、前と同じカウンター席に座る。さてランチメニューから何を選ぶかなと迷う、前回の担担麺が良かったのでまず頭に浮かんだが、他の麺も味わってみたいと考えを変え、「ワンタンそば」の正油(メニュー表記のまま)に決めた、点心2種類とプチデザート、半ライスが付いて税込900円。
 オープンキッチン内は主人一人、サービスは奥さんだと思うが一人で担当する体制は変わっていない、開店後来客が続いて席が埋まって行くが皆近隣住人か勤め人だと思う。

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 出来上がって来た見た目はどこか懐かしい感じの「ワンタンそば」、ワンタンはしっかり肉入り(当たり前ですね(笑))で6個程、大きめのメンマ、海苔、綺麗に刻んだ葱、水菜、昔はラーメンに茹でほうれん草が定番だったが、最近の流行は水菜みたいだ、生のまま使えるので面倒がないからか(笑)。
 スープは鶏ベース+醤油味の昔風な印象、脂が強くないのはありがたい、麺は中細で好みのタイプ、ワンタンもいいが他の具ではメンマが特に美味しかった、全体的に懐かしいイメージだが、決して古臭い味ではない。

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 点心2種、小籠包と糯米焼売で、しっかり作ってあり美味しい、この手のセット物のレベルとしては上質な出来だと思う。

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 自家製と思われる「ごま塩」があったので、サービスのご飯にかけてみたら、これも美味しかった(笑)、自分でも今度ごま塩を作ってみようかなと思った位、こうした何気ない物でも上質なのは好印象。

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 前回の杏仁豆腐も良かったが、今回のマンゴープリンもいい出来、売っていれば買って帰りたかった。
 この日のランチも満足、内容からすれば値段安いし、出来れば月一位で来たい店だ(笑)。

 食後、同じ西新井で以前から行ってみたかったもう一店を訪れる事に、それがジェラートとコーヒーの店「エスキモーカフェ」だ。
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 下町では珍しいジェラート専門店で、場所は西新井駅から近い足立区の施設「ギャラクシティ」前、以前は竹ノ塚に近い場所だったが、去年4月に移転して来た。
 この店を知ったのはネット上の情報で、店のWEBページもあるhttps://www.eskimocafe.com/。店を入ると、手前に客席で奥が売場、この日は店主と思しき男性が一人だった。

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 ジェラート&ソルベは全部で12種類、WEBページによると、ジェラートについては卵不使用で、果物のソルベは牛乳不使用との事。
 値段はシングル税込330円、ダブルが420円、トリプルで580円、カップorコーンが選べる、ランチタイムにはサンドイッチやトーストとのセットメニューもあるそうだ。 
 ダブルサイズに決め、一つは店一番人気と云う「エスキモーミルク」(東毛らくのう63℃ミルク使用)、もう一つお勧めするものを訊いたら「蔵王高原の夏イチゴソルベ」との事で、その2種類をカップでお願いした。

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 食べてみると、エスキモーミルクの方はアイスクリームと云うより、イタリアンジェラートだ、卵不使用のためか全体にあっさりして、素材の牛乳の味をストレートに感じる。イチゴソルベも同じく苺の風味が強い、最初は「少し物足りないかな?」と感じるが、食べ終わる頃には結構満足感がある、余計なものを使っていないから後味もいい。

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 店内にはお土産用のアイス&ソルベのカップも売っている。
 店主はジェラートに関して話したくて仕方がないと云う感じの人(笑)、この日平日で割と空いていたので、少し話をさせてもらった。
 店名は以前森永乳業のブランドだった「エスキモーアイス」で製造を学んだので、それに因んで名付けた、卵を使わないのはアレルギー対応もあるが、製造後に酸化(劣化)するのが嫌だったからとの事だ、それだけフレッシュ感には気を使っているそうだ。
 日本でアイスクリームショップが難しいのは、秋冬の販売落ち込みで、「ハーゲンダッツ」や「ホブソンズ」もショップは殆ど撤退してしまったし、「サーティンワン」も路面店は止め、ショッピングセンター等での出店だけになっている。

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 「下町の玉三郎」と呼ばれた人が居るが、この店は「下町のグラッシェル」だなと思った(笑)。貴重な個人専門店として続いて欲しいが、私もまた食べに来ないといけない、なお店の場所は前述のとおり「ギャラクシティ」の特徴ある建物の対面です。

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銀座「黒猫夜 銀座店」

 この日は暑い日だったが、私には場違いな銀座まで出かけた。銀座三越で開催されていた「夏を楽しむアート」展に、以前から面識がありFB友人にもなっている、栃木県益子市在住の陶芸作家、竹下鹿丸氏が出展していたからだ。
 せっかくなので、何処か近くでランチを食べてから行こうと店を探すが、やはり銀座は甘くない、調べても高額店ばかりだ、三越内もレストランは充実しているが、値段を見ても担担麺単体で2,000円とか、食べなくても汗が出そうなメニュー(笑)。
 もっと安く簡単に食べられる店は無いのかと、更にWEB上で探して引っかかったのが、銀座7丁目にある「黒猫夜 銀座店」、変わった名前だが中国料理店だ、「千円ランチの土鍋ご飯が美味しい」との情報を見て、「千円なら外しても後悔しない、此処へ行ってみよう」と決めた(笑)。

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 店の場所は銀座中央通りから一本西側の道、「とらや銀座店」の裏辺りで、第2新橋会館ビルの8階になる。「黒猫夜」は赤坂、六本木にも店があり銀座店は2013年11月のオープン、グループのWEBページでは、四川や広東等の地域ではなく「中国郷土の料理と専売地酒」を掲げている、メインは夜の営業だろうが、近隣のサラリーマン向けに千円ランチを提供している。
 エレベーターで8階に上がると、そこが店の入り口なので引き返せない(笑)。全体が薄暗くて開店前?と思ったが、近くにいた女性に「一人ですが、いいですか?」と訊いたら、「カウンター席へどうぞ、段差があるので気を付けて下さい」と云われた、話し方から中国の人みたいだ。
 「気を付けて」と云われたのに段差で躓いた、加齢で暗さに目が慣れるのに時間がかかる(笑)。客席は手前がカウンターで奥が全て円型のテーブル席、そのカウンターに座る、店内は昼でも夜みたいに暗く、お化け屋敷みたいな怪しい雰囲気、これが「黒猫夜」をイメージしている?目の前には幾つも中国酒の瓶が並び千手観音像が鎮座する。

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 ランチメニューは3種類で、
A夜市葱油鶏飯(台湾屋台風蒸し鶏の葱醤油かけご飯)
B砂鍋獅子頭(肉だんご土鍋ごはん)
C脆皮焼肉白鶏飯(パリパリポークと蒸し鶏の土鍋ごはん)
 やはり土鍋ご飯が食べたいと思い、BとCで悩んだが結局Bを選んだ。

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 店内が暗かったので画像の写りはよくない、スープはセルフサービス。

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 卵とワカメと葱のスープ、味はあっさりしたもの。

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 これもセルフの胡瓜漬物

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 黒酢と豆板醤、水ではなく冷茶なのがいい。

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 メニューにも「10分少々お時間いただきます」とあったが、暫し待って登場したのが「砂鍋獅子頭」。

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 下に炊いた細長い香り米、その上に高菜漬けとキャベツ、そして巨大な肉団子が2個乗っている。

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 カレー風味?のポテサラとレタス。

 WEB情報によると、夜は結構凝った料理を出すみたいだが、ランチは一般向けに食べ易くしていると思った。主役は肉団子だが、最初運ばれて来た時は「全体のバランスから大きすぎるのでは?」と思ったが、割と柔らかくフワッとした食感なので問題なく食べられる、醤油ダレも甘くなくスッキリとしている、私の世代には「タイ米」のイメージはよくないが、相性としてこの料理には向いていると思う。鍋に張り付いた「おこげ」までガリガリ削って食べてしまった(笑)。
 あえて言えば、副菜のポテサラがもう一工夫欲しいのと、スープの味が少々薄かった事か。

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 店員は中国系の人みたいだし、表通りではないビルの8階なので、千円でも続けられるのだろう、この日は見当たらなかったが、増加する一方の中国系インバウンド客も、この値段ならやって来ると思う。
 今の銀座で千円ポッキリの値段でまともなランチが食べられる場所は貴重、また何かの時には利用したいと思った、銀座ランチの穴場と云える(笑)。

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四谷三丁目「香港麺新記 四谷三丁目店」

 施餓鬼会(せがきえ)とは、仏教において餓鬼道で苦しむ衆生に食事を施して供養する会を指すが、現在ではお盆の時期に菩提寺に檀家が集まり先祖を供養すると共に、寺の会計報告などが行われる、一種の株主総会的なものになっている。
 この日、四谷にある菩提寺で法要があったので、去年に続いて参加した、会の趣旨から昼食も出るのだが、「所要があるので」と中座させてもらった、他の参加者に悪く不信心この上ないが、何処か近くでランチ処を見つける楽しみに勝てなかったからだ(笑)。
 行く前にある程度調べていたのだが、四谷界隈は日曜休みが多い、隣駅の新宿御苑前なら有名中華やカジュアル系フレンチがあり、行ってみようかなと思ったが、この日は暑くて移動が面倒(笑)。そこでスマホを使って検索し「面白そう」と思った店へ行ってみる事にした。

 店の名前は「香港麺新記 四谷三丁目店」、世田谷に本店がある香港発祥の麺料理が中心の中国料理店だ。店のWEBに歴史が書いてあるが、それによると1953年に香港で開業した屋台の店が起源で、その味に出会った香港在住の日本人が「この味を日本で再現したい」と、1994年に看板を借り三宿に一号店をオープン、以降虎ノ門、四谷三丁目と支店を増やしている、四谷三丁目店は2011年の開業。菩提寺があるので駅は何回も利用しているが、この店は知らなかった、四谷は意外に中華系の店が多い。
 今では駅周辺は商業地として発展しているが、父親の話では、戦後間もない頃は寺と竹藪しかなかったとの事だ、若い人達は信じないと思うが六本木・飯倉辺りも似た様な感じだったと聞く(笑)。

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 店の場所は四谷三丁目駅至近、交差点近くの集合ビルの2階で、同じビル内には牛丼チェーンやカラオケ店等多彩、最近あまり見る機会がなくなったネオンサインによる店名表示がある。

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 2階へ上る階段途中には「三宿 香港麺 新記」と赤字で大きく書かれている、中国では赤(朱)は厄除けや幸運を呼ぶ色だ。

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 店内は意外に広い、窓に面してカウンター席、奥がテーブル席で40席位ありそう、一人なのでカウンターに案内された、日曜日なので家族連れが多い。

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 メニューを見るがメインはWEB情報どおり麺料理と点心、お得なセットメニューもある、面白いのは麺類が「日本麺」か「香港麺」を選ぶ事で、香港麺の方が100円位高い。
 少し悩んだがメイン商品らしき「ワンタンつみれ麺」と「牛バラ飯(小)」のセットを香港麺でお願いした(税込1,000円)、店員は皆中国系の人みたいだ。

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 割と早めの待ち時間で出てきたセット、麺が細いので早く茹で上がる、これが屋台時代からの伝統か。
 まずは麺の方からスープを一口、あっさりした塩味、ベースは丸鶏か?海老の味が微かにする、豚の味は殆ど感じない、無化調なのかは不明だが、使っていても僅かだろう、淡さの中に深さも感じる奥行のあるスープ、これ私好みだ(笑)。

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 つみれはおそらく海老と豚背脂か?嫌味のない味で幾らでもいけそう、画像下には「はんぺん」みたいな練り物、見え難いがその横にワンタン、どれも丁寧に作ってある。全体的に味のトーンが統一していて、どの具材も突出していない。香港麺は細くて独特な食感、日本なら博多ラーメンの麺に近いが、もっと加水率が低そう、これがあっさりした塩味スープに合う。

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 牛バラ飯は、日本米だと思うが硬めに炊いたご飯の上に煮込んだ牛バラ肉、八角の香りがするがしつこくはない、

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 これだけだと一味足りない気がするので、卓上の自家製ラー油を少量加えかき混ぜて食べる。ご飯が硬めなので水分が欲しくなるが、麺スープと交互に食べると丁度いい、相性をよく考えている。
 予想以上に美味しかった、日本の豚骨ラーメンは毎日食べられないが、このスープと麺なら毎日食べても飽きないのではと思った、あとで友人から「近くで働いていた時には、ランチローテーションに入れていた店」と聞き、さすがだと思った、日常に食べたい麺と飯だ。

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 甘味も欲しくなって追加で頼んだ杏仁豆腐(210円)、これはごく普通でした(笑)。

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 支払い時にレジ前にあった自家製ラー油(小)(620円)も買ってしまう、お金の無い時はこれをご飯にかけて食べる事にしたい(笑)。
 此処はまた来たい店だ、駅から至近だし一人でも入りやすい、新宿駅辺りで昼食場所探すより気が利いているかも知れない、年中無休なのもいい。
 暑い一日だったが、この店のおかげで少し嬉しくなった(笑)。

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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
店の点数評価等はしません、「食と人」を描きたいと思っています。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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