最後の晩餐にはまだ早い


綾瀬「ニッキージェイ(Nicky-J) 綾瀬店」

 地下鉄千代田線綾瀬駅から徒歩3分程の場所に、今年7月にオープンしたのが「ニッキージェイ(Nicky-J) 綾瀬店」、最近都内に増えている高級(額)ハンバーガーショップだ。
 私が普段あまり利用しないジャンルだが、通っている整体治療院の近くで、地元と云ってもいい場所なので、昼も営業しているから一度行ってみようと思った。
 実はこの店舗が曰くつきで、私の知る限り大陸系中華⇒餃子屋⇒煮干らーめん店と短期間で変遷した、俗に云う閉店スパイラルに入っていたテナント、駅至近の戸建店舗で、特に場所が悪い訳ではないのに続かないのは不思議、今度は大丈夫かな?との不安と期待両方あった。
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 赤白ストライプの目立つテントの入口、WEB上では「綾瀬店」になっているが、他に店舗がある訳ではないみたいだ、これから増やしたいと云う意欲の表れか?
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 店前にウッドデッキがあり、喫煙者向けかテラス席も作れるみたいだ、ただ8月の日中は我慢大会になりそうで無理(笑)。
 ラーメン店時代に一度利用したが、店内の造りはだいぶ変わっていた、1、2階店舗で席数は結構ある、キッチン前のカウンター席に座らせてもらう。
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 席に置いてあるメニュー、ハンバーガーは基本形の税別890円から1,290円まで各種あり、ランチタイムにはドリンクが一部の品だが無料になる。
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 ハンバーガー以外にも「本日のランチセット」がある。
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 女性客向けか「サラダランチ」もあった。夜の一品料理も見たが、パテ・ド・カンパーニュみたいな本格料理もあり、料理人はフレンチ出身では?と思った。
 初回なのでやはりハンバーガーだろうと、外れは無さそうな「ベーコンチーズバーガー」(税別1,090円)に決めた。
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 カウンター前には各種果実を漬けたリキュールを並べている、店内の雰囲気はアメリカンテイストを意識しているようだ。調理は店主と思しき男性が一人、他に女性が二人居てサービスを担当する、WEB情報によると一人は店主の奥様らしい。
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 暑い日なのでジンジャーエールにしようと思ったら別料金だったので、トニックウォーターをお願いした。
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 ベーコンチーズバーガー完成品、格安ハンバーガーチェーンとは違い、当然出来上がりまでは待ち時間あり(笑)。
 焼いた牛肉のいい香りがする、下にレタス、トマト、その上にビーフパテがあり、上にチーズと焦がしたベーコン、その上にレリッシュ(ピクルス)と玉ねぎを刻んで和えたものが乗っている。
 「紙に包んで召し上がってください」と云われたので、その通りにするが、まずはバンズが美味しいのに気付いた、店の案内では綾瀬駅北側にある「ラパンラパン」に注文しているとの事だが、ブティックロブション出身のブランジェリーなので味は確かだ、それをもう一度焼いてあり、中身に負けていない。
 パテはしっかり肉の味がする、食道楽で知られた作家の開高健はチェーン店のハンバーガーを「パルプ」と表現していたが(笑)、勿論レベルの違うものだ。肉以外の材料も突出せず適量なので、中身が紙の中でグシャグシャなカオス状態にもならず、全体のバランス良好な旨いハンバーガーだと思った。
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 ハンバーガーにはお約束のフライドポテトは細切タイプ、綺麗に揚げてあり美味しい。

 この内容で支払いは1,177円、勿論チェーン展開店よりは高いが、食材原価を考えたら納得出来る味、特にバンズが美味しいと思った。中身に凝ってもご飯が美味しくなくては残念おにぎりになってしまうのと同様に、ハンバーガーの要素半分はパン、重要なポイントだと認識した。
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 私はこの分野の店はあまり行ってなくて、ブログ記事で取り上げたのは過去2店位だった筈、違いについては詳しく語る経験値ないが、味の記憶だけでも今回は美味しいと思った。
 店主はたぶん有名店で働いていたのだろう、店造りも含めて素人ではなく、たしかな技術と経験が感じられた。また訪れたいし、ハンバーガー以外の料理も味わってみたいと思った。
 この店舗、今度こそ長続きして欲しいと願ってしまう(笑)。


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大阪・天王寺「あべとん」(2019関西食べ続け-6)

 朝ホテルで鏡を見ると、顔も身体もむくんで来たのが判った(笑)関西4日目。夜のスーパーヘビー級の料理に備え、昼は軽く済ませたいと思った、でも折角なので大阪らしいものがいい、まず頭に浮かんだのは饂飩だが、最近は大阪でも讃岐系が主流になり、自分が食べたい昔風(たぶん)の大阪饂飩の店が少ない。
 スマホで近辺のランチ処を調べていたら、お好み焼き屋が多い事に気づく、TV版「孤独のグルメ」中、大阪に出張した井之頭五郎が入ったお好み焼き屋も、少し遠いが何とか歩いて行ける場所だ、其処へ行く事も考えたが、飲食店評価サイトで検索してみると、もっと近くに高評価店がある、何を注文したらいいのか判らないが、フランスと違い日本語も通じる筈(笑)、取りあえず行ってみようと思った。
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 店はJR天王寺駅近く、「あべちか(阿倍野の地下街)」と云う名の地下連絡通路に繋がる飲食街の北端にある「あべとん」。11時の開店だが私が着いたのが11時10分位、その時点で満席に近く、たぶん数人は開店前から並んでいたと思う、かなりの人気店だ。
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 店前にはランチメニューの写真が、ランチ定食はお好み焼きか焼きそばにご飯と味噌汁が付く、そう「孤独のグルメ」で五郎さんが食べていたものだ、大阪でのお好み焼きは30年以上前に食べているが、単品注文で定食ではなかった。粉もの炭水化物+炭水化物と云う、かなり危険コンビだが、此処は人生初体験でトライしてみようと思った(笑)。

 入口近くの女性店員に一人である事を告げたら、大きい鉄板前のカウンター席に案内される、昨夜の直心とは反対に狭い店内に客を詰め込んでいるが、カウンターが10席、鉄板の付いたテーブル席も10卓程ある。
 注文はあまり悩まずに「とん玉定食」(税込710円)に決めた、五郎さんもこれを食べていた。
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 まずはサラダが来る、刻みキャベツとキュウリにサウザンドレッシング、何故か沢庵の細切りが付く(笑)、この皿が乗るスペースは幅15㎝位しかなく、「どうやって並べるのだろう?」と不思議だったが、楕円の皿を上手く使い、なかなか考えている。
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 水はビールジョッキに、お代わりしないで済むよう沢山入っている(笑)。
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 焼きの担当は男性3名、目の前で豚肉を焼いているが、これはお好み焼きに使うので、食べてはいけない(笑)。配膳は女性2名が担当し満員の客席を捌いている、11時から22時の通し営業だから交替制だろう、低い客単価でこれだけ従業員を雇うのだから、席は何回転もする筈だ。
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 お好み焼き製作中、全て店側が焼くやり方だ、テーブルに付く鉄板は温めるだけの用途みたいで、客側に焼かせていたら回転は悪くなると思う。
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 こちら側の鉄板では焼そばを焼いている、クロッシュみたいな物は蒸し焼き用の蓋。
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 先に来たのがご飯と味噌汁、大中小選べるご飯(同料金)だが、残すといけないので小盛でお願いした(笑)。
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 焼き上がり、鉄板上を滑らせて来た「とん玉」、上にはソースたっぷりで、おかかと青海苔がかかっている、マヨネーズは後からではなくソースの下に塗るタイプ、大阪人は鉄ヘラでそのまま食べるが、慣れないのでヘラで切って箸で食べる事に、隣席の外国人客もそうしていた。
 まずはお好み焼きを一口、生地に山芋を混ぜているそうで、見た目より柔らかな仕上がり、毎日百を超える枚数を焼いているだろうから、鉄板の癖も知っている、焼きムラはない、少しソースの甘味が強過ぎで、本体の味を侵食している気がした。
 これをご飯と一緒に食べてみるが意外と悪くない(笑)、「お好み焼きとご飯」を食べると思うと東京人には違和感あるが、「豚肉ピカタとご飯」を食べていると思えば不思議でなくなる(笑)、水分が欲しくなるので味噌汁も必然性ある。
 あくまでも個人的な好みだが、ご飯と一緒ならソースでなくポン酢が合いそうな気もするが、きっと大阪人から「大阪のソウルフードの何たるかを理解していない」と、怒られそうだ(笑)。余計な事を考えながらも完食しました、これで支払は710円ポッキリ、大盛ご飯ならお腹一杯になる筈だ、こうした食べ物があるから、大阪でフレンチランチ5,000円は、正直高いと思われるだろう(笑)。

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 食後はそのまま地下街を歩いて「あべのハルカス」へ行き、16階の美術館で開催中の「驚異の超絶技巧!」展を観る事に、安藤緑山の牙彫が目的だったが、現代作家の高橋賢悟が作るアルミニウム彫刻も異彩を放っていた、作品も興味深いが、ハンドバックからミニライトを取り出し展示品を照らし、係員に注意される自由なオバチャン等、観客も見ていて面白い展覧会だった(笑)。
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 58階の展望台は高さも値段も高いから(笑)、16階からの景色を紹介、遠くにある北大阪の高層建築が目立つが、ここ数年で増えたと思う、真ん中にあるのが大阪市立美術館。
 旅行中唯一の観光?も終わり、一旦ホテルへ戻る事に、夜は上本町の無冠の帝王が待っている。


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足立・大谷田「バーガーハウス のみなる(Nominalu)」

 我家から自転車で行ける距離に、忽然とハンバーガーショップがオープンしたのは今年6月、環状7号線大谷田陸橋近くの割と古いマンションの1階で、以前は近所の住民や勤め人が利用する大衆食堂だったが数年前に閉店、シャッターが閉まったままだった店舗を改装した。
 店内工事をしていた時に前を通り、「何が出来るのだろう?」と思っていたら、ハンバーガーそれも高級バーガーの店だと知り驚く、何故ならすぐ近くには、巨大ハンバーガーチェーンのドライブスルーがあるからで、例えれば「丸亀製麺」や「はなまる」の店前に、讃岐うどんの個人店を出すみたいな感じだ(笑)。
 その後WEB情報で1個千円前後の値段と知り、「この場所でその値段で大丈夫か?」と心配する気持ちも起きながら好奇心も沸き、電車賃もかからないので、とにかく一度行ってみようと思った。
 アクセスは良くない、公共交通だとJR亀有駅から大谷田方面行きのバスに乗るか、メトロ北綾瀬駅から15分歩く、車だと駐車場は無いので、近くのコインパーキングに駐車するしかない。

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 店名は「バーガーハウス のみなる(Nominalu)」と云う、ちょっと変わったもの、店の正面ガラスには、バーガー、クラフトビール&カルフォルニアワインと、提供するものが書いてある。

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 商品持ち帰り可である事を説明、ランチメニューの内容も貼っている。

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 自動ドアが開き店内へ入ってみると、思っていたより広くカウンター席とソファー席に分かれ、カウンターは厨房から距離を置いた二重構造になっている、此処へ座った。

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 ランチメニューは税別900円から1,200円の5種類、ランチサービスとしてソフトドリンクが無料になる。
 この分野は全くの不案内、何を選んでいいか判らず、店の男性に思わず「どれが一番人気ですか?」と訊いてしまった、彼の話では「マリブクラシックを注文される方が多い、辛いのが好きならラホヤレッドがお勧め。」との事で、無難そうな「マリブクラシック」(1,200円)を、自転車で来たのでビールではなく、ジンジャエールでお願いした。

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 この日店内は若い男性一人で回していた、店主かな?と思ったが、聞いたらオーナーではなく料理人だそうだ。

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 店内にはサーフボードやスケートボードが置かれ、オーナーの趣味との事だ、インテリアは米西海岸辺りをイメージしている、店内装飾も殆どオーナー自身が手掛けたらしい。

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 ジンジャエール、自家製ではなく瓶入りのものだった。

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 これがマリブクラシック、店側のメニュー説明には「これぞ王道!!粗挽きパティにブラックペッパー&岩塩でグリル!!(トマト・チーズ・レタス・グリルオニオン)」とある、同じ皿にはフライドポテト、ケチャップ、ピクルスが乗っている。

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 運ばれて来たままの状態だと食べ難いので、金串を外し紙に包んで食べる、食べ慣れてないので、脇腹から色々はみだしてしまい、手にくっついてベタベタになる、どうもハンバーガー食べるのは苦手だ(笑)。
 肝心の味はなかなかいい、特に粗挽きのハンバーグ部分は良質だと思った、私の好みからすると、輸入していると聞くバンズは少々柔らか目に感じた。WEB情報では「量がショボい」と指摘されていたフライドポテトは、まあ普通の味なので、これ以上量があってもあまり嬉しくはないが(笑)。

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 京都醸造(KBC)のクラフトビール品揃え、名前が面白い。

 前述のとおり、私はこの分野の経験値は殆どない、以前に当時の勤務先近くの人気店「ファイアーハウス」を利用した位。
http://toshioncle.blog.fc2.com/blog-entry-347.html
 同等レベルの実力はあると思うが、値段もそう違わないので、地域住民が受け入れ利用するかとなると心配も残る。地元の店それも個人資本なので、個人店が消える一方の地域を盛り上げる意味でも続いて欲しいなと思う、また行ってみるつもりだ。
 なお、変わった店名は宇宙漫画?に出て来る号令と、ハワイ語の挨拶と聞いたが、若いセンスには追い付いていけない(笑)。
 

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浅草橋「The Good Vibes(ザ グッド バイブス)」

 秋葉原に行く用事があり、ついでにランチと思い、以前から行ってみたかった、秋葉原地域で一番人気とされるラーメン店へ向かった。秋葉原と云うより浅草橋に近いエリアだが、11時半の開店時間直前に着いたら行列が出来ていて驚く、少しなら並ぶつもりだったが、20人以上居るので順番が来るのは30分以上かかりそうだ、時間が惜しいのであきらめた。それにしても平日に皆何処から集まって来るのだろう?秋葉原には星の数ほどラーメン店があるのに、此の店が突出して人気なのは不思議だ。
 こんな事もあるかも知れないと、次点の店を考えていた(笑)、それが目前の道を挟んで斜め向かいの古いビルにある、「The Good Vibes(ザ グッド バイブス)」だった。

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 食関係の友人から教えてもらった店で、料理ジャンルとすれば「アメリカ料理」になるだろうか、NYのデリカテッセンで提供されるような、肉類を挟んだサンドイッチをメインメニューにしている、2017年3月の開業。
 同じく11時半オープンだが、こちらはベビーカーを押したヤンママ2人が、一番で入店しようとしている位だった(笑)。

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 彼女達に続いて入店、奥の小さなテーブル席に座る、此処からはキッチンが見えるが、厨房一人、サービス一人で若い男性が担当している。

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 ランチメニュー、3種類のサンドイッチがメインになる、画像を見るとハンバーガーみたいな丸いバンズで挟むスタイルだ。
・玄米クランチフライドチキン REGULAR 700円(税込)、BIG1,200円
 w/江戸甘味噌とかめびし醤油の照り焼きソース
・エスプレッソBBQプルドポーク REGULAR 850円、BIG1,400円
 w/自家製コールスロー、チポトレパウダー
・自家製パストラミ REGULAR 1,200円、BIG1,800円
 w/オニオンソテー、粒マスタード
 バンズサンドだけでなく、店では「オーバーライス」と呼んでいる、ご飯の上に通常のサンドの中身だけ載せる形態も選択可能。
 初回という事もあり、店の代表メニューとされる「パストラミサンド」に決めるが、BIGは止めておいた(笑)。

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 インテリアは1960年頃のアメリカのイメージか?築80年以上と聞く古いビルの一階を改造、綺麗で清潔と云う感じではないが意外に落ち着く。若い人は知らないだろうけど、昔「ルート66」と云う米TVドラマがあったが、あれに出て来たみたいな店(笑)。

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 一つだけ気になったのが、座った席がたまたまだと思うが、微かに排水管の匂いがした、これ古いビルでありがちな事で、直すには相当費用がかかるから、すぐ改善すべきとは簡単に云えないが、奥の席は冷房もキツイし避けた方がいいかも知れない。

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 勿論ビールも提供しているが、この日はフルーツアイスティー(300円)を注文、あまり期待していなかったが、自家製でなかなか美味しかった。

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 やって来たパストラミサンド、レギュラーサイズでも見た目十分な迫力ある。ハンバーガーと同じくフライドポテトを添えるのが約束みたいだ、奥は少量のマカロニサラダ。
 「パストラミ」とは、香辛料調味した燻製牛肉の事で、冷蔵技術がない時代に東欧で発達し、ユダヤ系移民(豚肉は禁)によって米国に持ち込まれたとされる。ドイツ系移民がハンバーガーを生み、東欧系移民がパストラミサンドを作った、お互いに「こっちの方が旨いぞ」と、「ウェストサイド物語」みたいにNYの路上で言い合っていたかも知れない(笑)。

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 肉部分アップ、牛バラ肉だろう。

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 店名入りバンズは割と柔らかめ。
 まずは肉だけ食べてみる、昔よりは塩分は抑えていると思う、柔らかいだけでなく、適度な歯応えあり美味しい、続いてバンズに挟んで食べる、肉が多いので掴むのが難しいが、まずはバンズの甘味と柔らかな口腔感、続いてパストラミの塩気と燻香、肉の脂味がやってくる、これらが混じり合う味はなかなかのもの。
 玉村豊男氏が著書の中で「フランス人は肉と野菜を口中で一緒にしない、ワインも同じく食べ物と同時に嚥下しない」と、たしか何処かに書かれていた、本当かどうかは不明だが、食べ物でも文化でも、混ぜてしまって「fusion」にする、米国ならではの料理だと思う(笑)。

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 この分野の料理経験値は浅いが、美味しい食事だった事は間違いない、高級ハンバーガー店は増えているが、パストラミサンドを提供する店は希少なので存在価値あり、増加するインバウンドの観光客にも受けるだろうと思った。また来たいと思うし、次はオーバーライスを試してみたい(笑)。
 なお店名の「Vibes」とは雰囲気とかノリ(がいい)的な意味で、音楽業界等で「バイブス上がっているぜ」みたいに使われると聞く。


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亀有「洋惣菜 亀洋」

 実家のある亀有に洋風惣菜店が出来たと知ったのは、WEB掲示板の地域情報からで、パテ・ド・カンパーニュ等も売っている本格派との事、場所は人通りの多い南口駅前の商店街ではなく、北口の環七通り沿いらしく「そんな場所で本格惣菜売って、客来るのかな?」と、元亀有住人は疑ってしまった(笑)。
 とにかく行ってみようと自転車で向かう事に、WEB情報を元に探してみたら、小さな店で目立たない場所に在った。亀有駅北口を出て金町方面へ進むと環七へ出るが、それを大谷田陸橋へ向かって北へ進む、右手に「肉の万世」が見えるが、その手前のラーメン店の隣、間口が狭いので通り過ぎそうになる。

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 店の名前は「亀洋」、亀有で洋惣菜だからこの名前にしたのだろう、分かり易くストレートそのもの(笑)。

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 入口に貼ってあるチラシ、4月14日にオープンしたばかりで、「8坪のお店で40種類のお惣菜」の文句が目を惹く。

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 店を入るとすぐ左側が惣菜を並べた冷蔵ケース、チラシどおり種類が多い、後ろが作業スペースになっている。若いイケメン系男性が一人居るが、この人が製造と販売を全てやっているみたいだ。
 目で追ってみると、ラタトゥイユ、タプナード、ローストチキン、鶏モモのコンフィ、冷製パスタ等かなり本格派、これだけ見ていると此処が下町亀有とはとても思えない(笑)。
 男性に話を聞いてみると、去年まで都心の地中海料理店で料理長として働いていたが、自分で起業をしようとこの店を開いたとの事、話しぶりと作品から相当経験は積んでいるなと思った、でもこれ全部を一人で毎日作るのは凄い。

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 開店祝いの花が置いてあった。

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 男性の話では現在は総菜販売だけだが、いずれこのスペースを使ってバルも営業する予定との事。亀有でパテ・ド・カンパーニュをツマミにワインを飲める店が出来るとは、昔の赤提灯しかなかった亀有を知っている人間には、夢のまた夢のような話(笑)。
 「雇われ料理長の方が、待遇もいいし気楽だったのでは?」と、嫌な事を訊いてしまったが、彼は「今は昔と違いシェフでも収入低く、月25(万)位がいい処で、拘束時間も長いです、オープンしてから一応売上は好調で、起業して良かったと思っています。」との応えだった。
 何を買おうか迷ったが、結局パテ・ド・カンパーニュと煮込みハンバーグに、サラダ類を3種類買ってみた。
 以下家で食べた感想と共に紹介する、

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・これ全部で税込1,350円は安いと思う。

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・パテ・ド・カンパーニュ(1カット300円)、粒マスタードは無料で付けてくれる。「パテ・ド・カンパーニュを食べれば、料理人の実力が分かる」は、付き合いの長い料理人の言葉だが私も同感、ついでに云うとあと焼物、例えば仔羊ローストにワインを使った肉煮込料理を試せば、実力の7割は判断出来そう、それが駄目なら見切った方がいい。
 肝心の味だが、香辛料は控え目で優しい味わい、練り肉の旨味は十分感じられた、脂の入れ方もいい、これは十分合格点出せる(笑)。

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・ギリシャ風ポテトサラダ(100g250円)、中身はジャガイモ、フェタチーズ、胡瓜?
 ギリシャ特産の山羊乳を使うフェタチーズを加えているので「ギリシャ風」、味のバランスはいい、付け合せに最適。

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・左:キャロット・ラペ(100g150円)、右:ベーコンと空豆のクスクス(100g250円)
 人参サラダはピーラーで幅広に切り作っていて、これも味のバランスは良かった、油・酢共に良質。クスクス(スムール)は好物なので、つい買ってしまう(笑)、次の煮込みハンバーグに合わせて食べたが、いいマリアージュでした。

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・煮込みハンバーグ(1個400円)
 ソースはトマト味ベース、肉は割合不明だが牛&豚だと思う、これも香辛料は控え目、パンだけでなくご飯にも合いそうだ。

 予想以上に本格派の惣菜だった、これならレストラン行かなくても楽しめる(笑)、ファミレスの遥か上を行っているし、デパ地下で高い総菜買うより断然お勧め(笑)。全て一人で作っているので、全体に味のポリシーが共通している、地域性も考慮していると思うが、高踏的でなく優しく穏やかな味わい、作った人間の性格まで推し量れそう。
 今、借金を重ねてレストランをオープンしても、まず従業員集めに苦労する、それなら一人で出来る事から始めようとするのは賛成、あとは地域がこのスタイルを受け入れてくれるかどうかだ。
 これは応援しないといけない店だ、自転車に乗る体力を維持する必要あるが、老後の楽しみが一つ増えた(笑)。


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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
人はそれぞれに「見方、感じ方、考え方」が違います。私が美味と思ってもそう思わない人が居て当然です、味覚とはそれだけ不安定で不完全なもの、あくまでも筆者個人の嗜好による感じ方である事を承知の上で読まれてください。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに赤坂、麻布十番等。
混雑電車が苦手で加齢による朝型人間化のため、ランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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