最後の晩餐にはまだ早い


マリアージュフレールの「アールグレー・フレンチブルー」

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 知人からマリアージュフレールの紅茶をいただいた、銘柄は「アールグレー・フレンチブルー」、通常のアールグレー葉に青い色の葉が混じり、缶の蓋を開けただけで独特な「フランスの香り」がする、フランス人女性が放つフェロモンみたいで、後を付いて行きたくなる芳しさだ(笑)。

 ウィキペディアによると、「マリアージュフレール」は1660年頃、貿易の仕事に従事したニコラス・マリアージュと、マダガスカルに派遣されたピエール・マリアージュ兄弟が築きあげた交易会社が始まりで、1854年にその子孫にあたるアンリ・マリアージュ、エドワール・マリアージュ兄弟がフランス初の茶類輸入業者「マリアージュフレール社」をパリに設立したとある。私は暫くの間「マリアージュフレール」を「花と結婚」だと思い込んでいて、「さすがフランスの紅茶メーカー、ロマンチックな社名だな」と感心していた(笑)、実在人名の兄弟(Frères)を表すとはずっと後になって知った事、でもフランス人なら「花と結婚出来る訳ないでしょう」と言われそうだが(笑)。
 
 その「マリアージュフレール」を初めて知ったのは、1984年に開業したプランタン銀座の地下に出来たショップで、それも自分で買ったのではなく、誰かから貰ったものだ、たぶん銘柄は一番有名な「マルコポーロ」だったと思うが、それまで英国紅茶しか知らなかったので、その華やかな香りには驚いた記憶がある。ただ慣れなかった事もあり、あまり美味しいとは思わなかったが(笑)。その後、パリ在住のエッセイスト戸塚真弓さんが自著や日本の雑誌等でこの紅茶を紹介した事もあり、日本での知名度も上がって行ったと思う。
 初めてパリのマレ地区にあるブティックに行った時は、昔ながらの販売方式で売場と代金支払いの窓口が違う事に戸惑い、また値段も日本の半額以下だった事にも驚いたものだ(笑)。その後行く毎に日本人観光客が増え、日本人専用店みたいになっていた、ここ数年行っていなので不明だが、現在は他のブランドのブティック同様、日本人に替わり中国人が主役になっているのかも知れない(笑)。

 この華やかな紅茶が似合いそうなのは高級ホテルでのブランチだろうか、上質なパンとバターとコンフィチュールを並べ、日の出の遅いフランスの朝の斜光に照らされ、白い磁器のカップに注ぐ香り豊かな一杯の紅茶、こんなシーンが浮かぶが、でも実際には貧乏性が染み付いた私は、ホテルに泊まっても大抵「朝食は(高いので)いりません」になってしまうのだ(笑)。


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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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