最後の晩餐にはまだ早い


神田須田町「雲林坊秋葉原店」の汁なし坦々麺

 この日、日本橋の三井記念美術館で開催中の「超絶技巧!明治工芸の粋」展を観に行こうと思い、その前に何処かで腹ごしらえをしようと、美術館近辺の昼食処をWEBで探してみたが、どうも高額店ばかり(笑)、あとは一食500円のサラリーマン御用達の店になってしまい両極化している。南青山の高級フレンチが展開するセカンドバージョン店に惹かれないでもなかったが、この日はもっと安くてパンチのある物が食べたかった(笑)。
 そこで思いついたのが、我家からだと少し手前になるが、秋葉原の坦々麺専門店「雲林房」、この店を再訪問する事にした、昼は11時開店なのでその後に予定がある時は、早目に食べられる店はありがたい。

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 ブログで確認したら前回利用は去年8月なので、もう10ヶ月も経ってしまった、月日の経つのは早過ぎる(笑)。入店は11時5分過ぎ頃だったが、既に2人が着席していた、正午過ぎのピーク時には行列も出来るそうで、秋葉原~神田のランチ激戦区では人気店の一つになっている。

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 注文は食券式なので、前回食べた「汁あり坦々麺」(830円)か「汁なし坦々麺」(830円)かに迷ったが、今回はWEB上で評判の高かった汁なしの方を選んだ、結構辛そうなので舌を中和させる意味で、「こしひかりご飯(中)」(120円)を追加した、炭水化物+炭水化物は、かなり危険な食べ合せ?なので、これは自己責任で選んで下さい(笑)。
 カウンター上には「汁なし坦々麺は太麺を使用するので、出来上がりの順番が変わる事があります」旨の注意書きがあった、サラリーマンにとって昼休みの1時間は貴重なので、こうした説明は大事だ(笑)。
 暫くしてから、ちょっと変わった楕円形の皿に盛られて出てきたのが汁なし坦々麺、

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 「よく混ぜてから食べてください」との店員からの言葉があり、そのとおりにした、太目の麺の上には炒めた豚挽肉、大き目に刻んだピーナッツ、辣油、甘味噌が絡んでいる。まず一口食べると肉味噌の甘みと旨味、その次にピーナッツのクリスピー感、そこへ辣油の辛さが来る、舌がそれに慣れようとしている時に、山椒の痺れ感が襲ってくる(笑)、これは東京人好みのエッジを尖らせた味だ。

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 同じ店の汁あり坦々麺に比べると、より個性的な味付けに感じた。舌の痺れ感を和らげるためにご飯を一口、これがいい炊き具合で明らかに我家より良い米を使っている(笑)。上に乗った味玉の黄身の茹で具合が見事で、かの「瓢亭玉子」みたいな感じだ。これについては別の客と店員が話しているのを耳にしたが、神田にある「雲林」の本店で作っていて、専任の「玉子茹で職人」が居るとの事だ(笑)。坦々麺はかなり刺激のある味なので、ご飯を間に入れる食べ方は丁度良かった。
 全体的に美味しかったが、あくまでも個人的な意見だが、この店では汁なしより汁ありの方が、味のバランス的には好みだ。汁なしの方はより刺激を求める若い人向けかも知れない(笑)。

 痺れた舌を舐めながら雨の中を歩いて向かったのが、銀座線三越前駅近く三井本館内7階にある三井記念美術館で、現在開催中の「超絶技巧!明治工芸の粋」展は、京都清水三年坂美術館所蔵品の「引っ越し公開」。
 明治期に作られ、主に外貨獲得のための輸出品として海外へ渡っていた工芸品に魅せられ、外国の骨董商やコレクターから買戻し、逆輸入したのが同美樹館の設立者である村田理如氏だった。今回はその代表的なコレクションを展示している。

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 七宝、金工、漆工、薩摩焼等、息をのむ程精密極まりない明治のアルチザン達の至芸を見る事が出来る。そして必見は象牙の彫刻品「牙彫(がちょう)」の作家安藤緑山の作品群、中でも代表作「竹の子、梅」は、驚異的な技巧と完璧な造形で「凄い、打ちのめされた」と思った程の作品、私が細かく解説するよりも、これは「とにかく、実物を見て」としか言い様がない、「百聞は一見に如かず」の言葉はこの作品のためにある(笑)。一応WEB上で拾った画像を載せておくが、二次元では本当の凄さが出ない。

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 この安藤緑山という作家、上野御徒町に住んでいた事位しか判らず、1885~1955とされる生没年も怪しいそうで、弟子も取らず家族関係も不明で顔写真も残っていない、超絶的な技法も未解明な部分が多く、まさに「孤高の天才職人」。昔の日本には本物の凄い奴が居た。
 7月13日(日)まで、三井記念美術館で開催中。


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神楽坂「オー・トレーズ・ジュイエ」(2014年5月)

 レストランの楽しみ方は人それぞれでいいと思うが、私ぐらいの古い人間になると、一番面白いと思うのが「定点観測」だ。
 特に若い料理人で感じる事だが、訪れる度に料理が良くなる店がある。業界用語では「化ける」と云うみたいだが、料理が進化して洗練され余計な物が無くなり、皿上から立ち上るパワーが増して行く料理人、そう数は多くはないが現にいる。これを見届けるのが何より面白い、これは年老いたグルメに残された、最後のレストランの楽しみ方かも知れない(笑)。 
 今の東京でこれを感じさせてくれるのが、まずは「フロリレージュ」で次は「シック・プッテートル」か、そしてこの2店ほど有名ではないが、個人的に期待して通っているのが、このブログではお馴染みの、神楽坂「オー・トレーズ・ジュイエ」だ。

 この店がオープンしたのが2011年の10月で、私は翌年の7月から通い始めた、その後予期せぬアクシデントによる休業改装期間があったり、サービス担当が数人替わったりもした、それでも何とか店が続いたのは、応援していた一人として安堵している(笑)。飲食店の競争が激しい神楽坂では、開店後半年持たない店がある。
 前回利用は今年3月の法事後だったが今回はプライベート?な食事、料理は夜の5,500円メニューだが、ディナーは久しぶりなので、どんな料理が出るのか楽しみだった。
 入店時に迎えてくれたのが厨房補助兼サービスを担当する、コックコート姿の最近加入したばかりの熊本出身のイケメン青年、これは女性ファンが付くかも知れない(笑)。
 当日の料理を全て紹介したい、

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・レバーペースト、カカオのパンケーキ、ルバーブのコンポート・ペルノ風味

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・シャンパーニュはDaniel Dumant

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・北海道のタコを少し炙ったカルパッチョ、セミドライバナナとパイン、ワイルドライスのサラダ、カッテージチーズとグリーンピース、ハイビスカスのエッセンス

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・香川産新物アオサとツブ貝のクリームスープ、ハーブのパスタ

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・トレヴィスと穴子のクレピネット包み、赤ワインビネガーを効かせた人参のピューレ

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・ブルゴーニュ最北部、シャブリ地区に近いドメーヌのピノ・ノワール

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・黒ソイのヴァプール、あさり、ラディッシュ、ドライトマト、明日葉のガル二チュール、新牛蒡のピューレ、バルサミコのクロカン

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・青森産仔牛もものロースト、シードルのソース、サツマイモとリンゴ、ヨーグルトのポテサラ

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・キウイのタルト、サブレブルトンのグラス、乳蜜がけ

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・洒落たノリタケ製カップを使ったアンフィージョン

 料理人一人で全てやっていた時期に比べ、料理は進化していると思った、一例を挙げれば、以前は前菜等で加熱していない生野菜が皿に乗る事もあったが、それがキチンと下拵えした物に変わってきている。
 特に印象的だった料理を挙げると、まずはタコのカルパッチョ、鮮度の良いタコとクリスピー感あるワイルドライス等のサラダがいい相性、ビジュアルは何処か「シック・プッテートル」を連想した(笑)。次の手打パスタを入れたアオサスープも良い出来、佐藤料理長は一時イタリア料理店にも居たらしい。得意の魚料理は二品とも面白かったが、黒ソイはもう少し浅い火入れでも良かったと思う。
 そして、この日感心したのが肉料理、青森県内で飼育している国産仔牛のモモ肉をロ-ストにしたもので、少量ながら印象深い料理だった、同行者が「この肉、カチョカヴァッロ(イタリア産チーズ)みたいな味がする」と言ったが、たしかにミルク系の香りが漂い独特の味わい、仏産の仔牛と比べると力強さは劣るが、繊細さではこちらの方が上かも知れない。
 デセールはサブレブルトンのアイスクリームが良かった。

 店も料理人も年を重ねる毎に変化していくものだ、「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない、 唯一生き残るのは、変化出来る者だ」と云う言葉がある、中には変化するのを止めてしまった店や、どうも「退化した」としか思えない店もあるが(笑)、私が訪れない店は多分そうした店だ、世評がどんなに高くても興味を失ってしまう。
 上に挙げた3店も、やがてはそうした道を辿るのかも知れない、これは作ったものが後世に残る美術、音楽や文学等と料理が一番違う点だ。でも輝いた期間が短くても長くても、人々の記憶に残る店であれば、それで充分ではないかと最近考えてもいる。

 話が脇道に逸れてしまったが(笑)、今回もいい料理でした、「オー・トレーズ・ジュイエ」がこの方向で進んでくれることを願っています。


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銀座8丁目「ソット・ラルコ」

 どうも私は銀座という街とは相性がよくないみたいだ、過去に銀座エリアで利用したレストランで「此処はいい、リピートしたい」と思った店は本当に少ない、第一の理由はコスト・パフォーマンスが悪過ぎるからだと思う、でもこれは都内でも突出して高いテナント代を考えると仕方がない事だろう。更にもう一つの理由は、二十代の頃東銀座にあったフランス料理店に女性を連れて行き、こうした場に慣れていなかったせいで緊張しまくり、ボロボロの敗戦投手みたいになって帰った事がある、どうもそのトラウマが今でも続いているみたいだ(笑)。
 銀座は私にとって、憧れていたいけれど一緒には居たくない、アンビバレントな感情を持つ街だ。

 この日、昼時に人と会う事になり、銀座指定で何処か店を探して欲しいとの話があったが、正直気乗りしなかった。年初に利用した有名イタリアンはどうも気に入らず、最近出来たフランス料理は高額店ばかりだし、さて困ったぞと思っていた時にWEB上で見つけたのが「銀座でランチ」と云う名のブログ、
http://ginzadelunch.jp/
 銀座中心のランチレポートで、熱心に店を調べている。此処で評価が高い店の記事を読んでいたら、ちょっと嗅覚に訴える?店があった(笑)、それがこの日行く事になる、銀座8丁目のイタリア料理「ソット・ラルコ」だ。ランチは2,500円と3,800円で、銀座にしては脂汗が出ない値段(笑)、例の「食べログ」の評価もまずまずだし、普段行かない場所の新規開拓も必要と、予約して伺う事になった。

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 店の場所は銀座「天国」本店の裏手で新橋に近いエリア、今は6丁目に移転した「マノワール・ダスティン」が以前あった場所の近くだ、ビルの地下で少々判り難いが、反面「隠れ家」的な雰囲気がある、階段を降りて入店すると、ドライエリアを設けているので地下ながら採光もあり落ち着く空間、オープンキッチンのカウンターが8席、テーブルが10席で計18席と程よい大きさ(小ささ)だ。
 予約時にカウンター席を希望したので、厨房が全て見える席に案内された。厨房内は二重構造になっていて、客席から見える側にレンジがあり料理長がそこに立つ、壁を隔てた奥に洗い場とコールド作業をする場を確保している。料理人は2人でサービスの女性が2人、後でもう一名女性が加わったが、この人がマダムだろうか?

 予約時にお願いしていたのが3,800円のメニューで内容は以下のとおり、メモを取っていないため、食材・料理名は違っているかも知れない。

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・水ダコのカルパッチョ、ポン酢のジュレ

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・自家製?パン2種

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・石川芋のコロッケ、ヨモギとクリームチーズ、サツマイモ?のスープ

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・スズキのソテー、蛤と海老のスープ仕立て

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・山形豚の低温ロースト

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・ホタルイカとほうれん草のフェデリーニ、七味唐辛子

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・青海苔と柚子のフェトチーネ

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・ドルチェミスト(ティラミス、マチェドニア、西瓜、紫芋のケーキ)

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・小菓子とエスプレッソ

 WEB情報では「和とイタリアンの融合料理」みたいに書いてある記事もあった、卓上にはナイフ&フォークと共に箸があり、一皿目のポン酢はそうした印象も受けたが、全体を通しては十分イタリア料理のコンセプトになっていると感じた。スズキのソテーの火入れは良く、スープ仕立てにしたのは「洗練したアクアパッツア」と云った印象、肉料理の豚は90度の低温で約6時間ローストしたとの事で、微かな甘味を感じてこれは「洗練した焼豚」(笑)。
 パスタは2種類からの選択だが、2人以上だとハーフポーションで両方食べられる、当然それでお願いしたが、どちらも良かった、願わくはもう少し量があれば尚嬉しかった(笑)。
 全体的には丁寧な作りで繊細、見かけも綺麗なので、主に銀座女子をターゲットにしていると思うが、男でも充分楽しめた。
 年初に行った銀座イタリアンを「作った人間の顔が見えない料理」と書いたが、この店の料理は反対で、目の前でフライパンから皿に移した料理が運ばれて来る、どちらが好きかは人それぞれだが、私は断然この店のやり方を好む(笑)。
 ランチ客に料理を出し終えた後、料理人は豚の塊肉の仕込みを始めた、「夜の料理の準備ですか?」と訊いたら、「いや明日のランチです、焼くのに6時間かかるのです」との答えだった、これが見られるのもカウンターならでは。

 此処はなかなか良かったので覚えておきたい店だ。「銀座でリーズナブルな良い店、何処か知らない?」と訊かれたら、「本当は教えたくない店だけれど」と、隠し玉みたいにこの店を推したい(笑)、なお夜は6,800円のメニュー1種類との事だ。



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東綾瀬「コシジ洋菓子店本店」

 足立区東綾瀬にある「コシジ洋菓子店本店」は創業40年を超える老舗で、下町の住宅街にある小さな店舗は、「パティスリー」より「洋菓子店」と呼びたい雰囲気だ。

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 一番近いのは千代田線の綾瀬駅だが、そこから歩いても15分かかる、駐車場もないし遠くから買いに来る客を想定していない、近くに小さな商店街があるが寂れていて日中の人通りは少ないし、団地はあっても少子高齢化の影響なのか、子供の姿はあまり見ない、そんな場所で洋菓子店が40年以上も続いているのは奇跡に近い。
 現代の店主は二代目になるが、この店の名前を全国に知らせたのが「写真ケーキ」だ。
http://www.kosiji.com/
 客から顔写真を預かり、それを特殊な食用インクでデコレーションケーキ上に再現、誕生日や結婚記念日に皆で楽しめるケーキとして一躍有名になった。WEB上で調べただけでは、同種の写真ケーキを作る店は他にもあり、発案がこの店なのかは判らなかった、大体こうした物は同時発生的に現れるので、誰にオリジンがあるのか決めるのは難しいと思う(笑)。
 この店が特に知られる事になったのは、写真ケーキをいち早く通販展開したからで、特にインターネット時代になってから他に先駆けてネットショップを開業、積極的に通販展開する事により、全国から注文が来るまでになった。顔写真はメールで送れるし、代金もカード決済可能でネット上だけですべて取引が出来る、これが時代に適合した。
 ただ珍しいだけではやがて飽きられてしまう、問題は味だが、これだけ支持されているのは味も評価されていると云う事だろう。

 家から近い割には暫く訪れていなかったが、今回急に思い出してケーキを買いに行ってみた、さすがに写真ケーキは頼めないが(笑)、基本のケーキやクッキー類も揃えてあり、以前の記憶では結構美味しかったので数種買ってみた。

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・アップルパイ(250円)
 これも通販で売っている、店頭だと1ピース250円、割とあっさりとした味付けで、中のリンゴは長く加熱していない、パイ皮は薄めでしっかり焼いている、フランスのタルトタタン的な濃さはないが美味しいと思う、値段は安い。

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・チョコトルテ(300円)
 これも通販で扱っている、現店主は吉祥寺の「ゴッツェ」でドイツ人パティシェにドイツ菓子を学んだそうで、このケーキもドイツ・ウィーン風の堅く乾いた味わい、コーヒーに合う味で、この店でケーキを一つ選ぶならこれから食べるべきだと思う(笑)。

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・焼き菓子4種
 肝心の名前を控えていなかった(笑)、一番目はクランベリーを練り込み、次はチョコレートクランチ?その下は胡桃入りで最後はレーズンサンド。
 これ4個で580円だから、都心の有名店に比べるとかなり安い、値段相応なのかと思われるかもしれないが、どれもしっかり丁寧に作ってあり、味は確かなものだ。

 店は年期が入っているし、店内から見えるオーブン等の機材も相当使い込んだ物だ、設備の減価償却はもう済んでいるのだろう。厨房には二代目店主らしき人と、若い男性が仕事していたので、もしかしたら三代目かも知れない、そして販売を担当していた若い女の子は娘さんの様に見えた、家族で経営しているからこの低廉価格でやっていけるのだと思う。
 同じ「コシジ洋菓子店」を名乗る店は、お花茶屋と柴又にもあり、関連店舗だろうと思っていたが、今回業界筋の人から教えてもらった処によると、お花茶屋は綾瀬店主の弟で、柴又は従兄弟に当たるとの事、店名の「越路」は本名ではなく、初代が新潟から上京し開業した時に「越後路」に因んで店名にしたそうだ、この名前をファミリーで長く守っている、とてもいいエピソードだと思う。

 コンビニに押される街場の個人店が生き残るためには、旧態然と同じ事を続けていては駄目で、この店みたいに時代に合った変化(進化)をしないといけない実例に思える。
 次の三代目になっても、この地で続いて欲しいものだ。


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人形町「イレール」

 ゴールデンウィーク中のこの日は、友人達と東京国際フォーラムで開催中の「ラ・フォル・ジュルネ」で、レバノン出身のピアニスト、エル=バシャのミニ・コンサートを聴き、その後にタクシーで向かったのが人形町駅近くの「イレール」。
 昨年9月に開業したビストロだが、オーナーシェフは島田哲也氏、パリ「アルページュ」でアラン・パッサールの元で働き、帰国後恵比寿にこのビストロと同名のフランス料理店を開業、斬新な料理と奇抜な黄色い内装で話題になったが、諸般の事情により閉店、その後白金「アルヴィナール」を経て再度自店をオープンした。恵比寿時代はガストロノミーレストランだったが、今回は「身体に優しい料理」「自然と素朴」をコンセプトにしたビストロ、リーマンショック後は日本に限らず、ガストロ⇒ビストロへ路線変更する料理人は多いが、島田氏がどう取り組むのか大変興味があった。
 そしてこの店を選んだもう一つの理由が、サービス担当に旧知の宮脇貴之氏が就任したからで、経験豊富な島田&宮脇コンビでどんな店造りをするかも見たかった。

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 店の場所は人形町駅から近く、有名な「今半」の裏手で、入口には「ビストロ・イレール人形町 自然派ワインと身体に優しいフランス料理」と書いた黒板が掲げてある。
 予約時間の夜7時に入店したが既に満席に近い、客層は若いと感じた、服装も皆カジュアルな印象だ。宮脇氏に挨拶し奥の個室に案内される、開店後半年のため内装等は当然ながら新しい、同規模の店舗に比べるとキッチン部分をかなり広く取っている様に見えた。
 おまかせメニューもあるが、この日は前菜+メイン+デセールのアラカルトでお願いする事にした、以下は私が選んだ料理。

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・タケイファームの野菜を使ったサラダ(1,400円)

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・宮脇ソムリエによるグラスワインの説明、ボトルに値段が書いてある(笑)。

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・パンは別料金(300円)

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・軽く燻製した仏産プーサン(雛鳥丸ごと1羽)のロースト、ゆず胡椒ソース(3,450円)2人分

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・上を半分にしたもの

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・チョコレートのスフレ(1,000円)

 前菜の野菜料理でこの料理人がやりたい事が見えたと思った。タケイファームは千葉県松戸市にある、減農薬と有機肥料により西洋野菜を栽培し、在京のレストランから引き合いが多い農園、此処の旬野菜を余計な調理を加えず一皿盛りにした料理で、長葱・緑アスパラ・小蕪・空豆・スナップエンドウ・筍を、軽く茹でたり焼いたりしたもの、旬の野菜が持つ覇気や元気を生かしたかったのだろう、見かけはあまり良くないが(笑)これは美味しい野菜達だった。
 メインのフランス産プーサンは繊細な肉質ながら、それでいて味が濃い、噛んでいると滋味に溢れていて、幾らでも食べられそうだ(笑)、火入れも的確で鳥類は丸ごと一羽骨付で焼くのが一番美味しいと云う事を再認識した。ガルニのグラタンドーフィノワは、何気ない物だが丁寧な作りでとても美味しい。
 スフレも上出来、混んでいる店の厨房で、その場で作るデセールは面倒なものだが(笑)、こうした処に手を抜かない(抜けない)のがベテラン料理人だと思う。
 
 全体的に判り易くて優しい味付け、店名の「イレール‘Irreel’」は仏語で「非日常性」だが、この料理は「日常的」だ(笑)、でも皆忙しく他者との関わりが希薄になった現代人にとって、今はこうした普通の美味しい料理を、いい雰囲気の中で時間をかけて仲間と楽しめる事が、一番非日常になってしまったのかも知れない(笑)。
 島田氏は昭和39年生まれ、昭和30年代生れの料理人の集り「クラブ・ミストラル」の会員で、メンバーである「トレフミヤモト」の宮本氏や、「ランス・ヤナギダテ」の柳館氏とは同世代だ。最後に少し話しをさせてもらったが、この世代の料理人はバブル景気とその崩壊をくぐり抜けているので、やはり肝が据わっているなと感じる。紆余曲折はあったとしても、今は好きな料理が出来る事をとても楽しんでいる様に見えた。

 店内サービスは若手ながら経験豊富な宮脇氏が担当する、カウンター・テーブル席・個室と30席あるので混雑時は大変そうだが、ベタなサービスを求める店ではないし、もう少し時間が経てば、厨房との連携がもっとスムーズになると思う。
 店全体の雰囲気も明るく、これは素敵な店が出現した。2駅先の八丁堀では「シック・プッテートル」が既に地域を代表する名店になって来たし、後を追うこの店も人形町を代表する店になって欲しい、その可能性は十分ある。
 我家からのアクセスもいいので、また訪れてみたいと思った(笑)。


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春日「四川料理・川国志」その2

 5月5日の毎日新聞紙上に「人手不足:景気回復で奪い合い、時給1,375円も求人難」と題して、飲食業界における深刻な人手不足の実態を取り上げていた。特に24時間営業が売りの牛丼チェーン店で人が集らず、一時休業や時間短縮に追い込まれ、深夜勤務の時給が1,375円と云う、従来相場より高額な賃金で労働力を募集しても集まらない実態との事だ。
 牛丼店同様にレストラン業界でも慢性的な人材不足が続いている、こうなると営業形態も見直す必要に迫られ、少ないサービススタッフで回せる、カウンター中心の店造りに変える店も増えている。
 この人手不足対策には新たな労働力を掘り起こすしかない、その一つは女性労働力で、今迄夫の扶養家族だった妻達の就労を期待する、与党が提案している「配偶者控除の撤廃」がそれに繋がるのか判らないが、外食産業にとって女性は「救いの神」になりつつある。そしてもう一つは外国人労働者だろう、最近定期的にランチタイムに通っている、都営地下鉄春日駅近くの四川料理「川国志」でそれを考えた。
 この店で働いているのは多分全員が中国人もしくは中国系の人達だ、私が昼間見た限りでは厨房に3人、店内に3人の計6人。これ全部日本人なら下記のようなメニュー価格はちょっと考え難い。

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 料理8品にデザート、これに飲み放題(90分)が付いて3,880円、さらに幹事には1回ランチ無料券をプレゼントする大盤振る舞い(笑)、これで利益を出せるとすれば人件費を相当抑えている筈だ、想像だが日本人従業員の5~6割ではないかだろう?その割には此処の店員よく働いている。
 中国本国も「一人っ子政策」で若年齢層の比率は低くなっているが、それでも13.5億の人口を背後に抱えている、稼働人口の総数で敵う訳がない。中国政府が人間を送り出し、日本政府が彼&彼女達の就労を今以上に緩和するなら、今後日本の中国料理店は中国人だけで運営する事になるのではとも思っている、コスト比較では人件費で勝負は決まってしまう。

 料理話ではなくなってしまったが(笑)、前回ブログにUPした以降のランチを紹介したい。

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・麻婆丼とワンタンスープ

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・海鮮あんかけ焼きそばと玉子スープ

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・肉と野菜の四川風辛子炒め

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・海老そばと半炒飯

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・黒酢酢豚と焼き餃子

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・汁無し担々麺と半炒飯

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・油淋鶏と焼きワンタン

 ランチタイムはご飯物の場合主菜の他に餃子や焼売が、麺類は大抵半炒飯が付く、その他に漬物類や和え物に小デザートまたは果物が付き、値段は7~900円、内容を他店と比べたら安いと思う。更にポイントカード制で10回ランチを食べると1回無料になる、これは常に一割引でランチを食べているのに近い(笑)、4月の消費税率改変時にも値上げしなかった。
 肝心の味だが、前回にも書いたとおり、ガイドブックに載る様な「飛び抜けて美味しい店」とまでは言えないが、街場の中華料理店としてはどの料理も平均点以上、味にムラがないし、あまり化学調味料味を感じないのがいい。
 味が間違いない証拠に、頻繁に中国人客がやって来る事で、中国人店員達と自国語で話せるのも嬉しいのだろうが、肝心の料理がが不味かったら彼&彼女達は来ないと思う。パリの日本料理店で日本語が話せても、料理が駄目なら行かないのと同じだ(笑)。

 私の好みでは麺が柔らか目で少し弱い気がするので、麻婆豆腐を始めとしたご飯物をお勧めしたい。過去の私的ベスト3をあげると、
1 麻婆豆腐
2 回鍋肉
3 黒酢酢豚
 電車賃使ってまで行く店か?と訊かれると答えに詰まるが、近くに用事があれば利用して後悔はしない?と思う。

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 一つだけ注意しておきたいたいのは、完全禁煙ではないので、煙草一切不可の人は利用を控えた方がいいと思う。


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南千住「パスティチェリア・バール・アルテ」

 この日は平日休みで天気も良く絶好のランチ日和だが(笑)一つ問題があった、それはオバマ米大統領が来日する日にあたり、夜は数寄屋橋の超高級有名寿司店にて首相と会食?するとの報道があり、これは中央区や千代田区辺りにでかけたら、何かと面倒な事になりそうと思った。そこで我家から近い下町地区で何処か?と考え、すぐ思いついたのが南千住(浅草)のイタリア料理「パスティチェリア・バール・アルテ」。前回訪問は何時だったかなとブログを調べたら、去年の8月以来になってしまった、こういう時ブログは備忘録になるので助かる(笑)。
 電話をかけたら奥様(この店は「マダム」より「奥様」が合う(笑))が出て利用OKとの事で、いつもどおり日比谷線南千住駅から歩いて行く。この界隈は訪れる毎に外国人が増えている、東京の街全体に外国人観光客が増加しているが、南千住の1泊4~5千円のゲストハウスに泊まるのは、中国・台湾人客より欧米の個人客が多い、前者はまだ団体旅行が殆どで大型ホテルとのパックが多いからだろう。

 昼12時に到着し、奥様が迎えてくれたが、去年までいた若い男性従業員は辞めてしまったそうだ、現在は昼夜夫婦2人で客対応をしている、此処はケーキ販売も兼ねているので大変そうだ。
 他店同様4月で少し値上げしたが、いつもの昼の「アルテコース」(2,300円)をお願いする事にした、相越料理長からの提案で、本来なら前菜は「アンティパスト・ミスト(前菜盛合せ)」だが、別の料理に替えるのも可能との事で、喜んで賛同した。

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・豚ヒレ肉のコンフィのサラダ仕立て

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・ナポリの炭酸水‘Farrarelle’温泉水を飲んでいるみたいで身体に沁みていく、この水好みで、ワインは無しに(笑)。

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・馬肉のパイアータ(小腸の煮込)

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・ラグー・ボロネーゼの生タリアテッレ

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・メカジキのコトレッタ

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・ドルチェミスト(ティラミス、セミフレッド、リコッタチーズ乳清のジェラート)

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・コーヒーと小菓子

 一皿目の前菜はコンビーフの豚ヒレ版(笑)、これを解して細かく切った野菜と和えサラダにしたもの、色遣いもいいし味も繊細。二皿目の「パイアータ」とはローマの料理で、本来は仔羊の腸を煮込んだ料理だが、入手が難しいので馬の小腸で作ったとの事だ、食べるのは初めてだが胃袋の煮込「トリッパ」と似ている、これはリストランテの味と云うより気取らない屋台の味だ、パンに挟んで食べても美味いと思う(笑)。
 パスタは「ミートソース」だが、コシのある生麺のタリアテッレで食べるのは格別、乾麺とは別物の料理だ。肉が続いたので最後の料理はメカジキを選んだのが正解だった、細かいパン粉で揚げた質のいいメカジキはとても美味。
 ドルチェはパティシェ出身料理長の得意分野なので、安心して美味しい。

 この内容で自家製フォカッチャが付き2,300円、特に生パスタが含まれている事を考えると凄いと思う、原価では自店で粉から練った方が、乾麺を買うのに比べ安いのかも知れないが、誰か従業員に作らせたらそれに人件費が乗っかる、料理人一人の厨房で、且つこの店ではケーキ類の製作をした後にランチの料理を作る、私なら正直言ってとても生麺まで作りたくない(笑)。パスタ以外も煮込みや料理のベースになるブロード等仕込みに時間がかかる物も勿論作っている。

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 この料理人は根っからの職人だと思う、「面倒」とか考える前に手が動き物を作り始める、採算はどうでも自分の納得出来る物を作りたい、提供したいと思っていないと此処までは出来ない。大儲けは無理だと思うが、それでも判ってくれる人には自分の料理や菓子類を提供するのを使命と感じる、こうしたアルチザン的人間は、私が子供の頃は東京下町には居たが、今は絶滅危惧種になった(笑)。
 東京の隅であまり外食客がやって来ない地域だからこそ、こうした料理人が残ったと思う、都心ならマスコミが持ち上げ、客が殺到して有名になり支店が出来、料理人はTVのバラエティ番組に出演している筈だ(笑)。
 

 充実のランチでした、あとでニュースを見たら都心へ出なくて良かった。これなら月一で来たいけれど、ブログをやっていると「また、あの店へ行った」と思われるのも癪なので、つい別のイタリアンへ行こうと浮気してしまうが、大抵の場合後悔する事になる(笑)。
 今の仕事量で店主の体力がいつまで続くのかちょっと心配だが、店から近い下町人間としては、此の地でこれからも続いて欲しいと願っている。



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神田駿河台下「御菓子処 ささま」の「松葉最中」

 子供の頃、最中が苦手だった。理由は中に入っている粒餡で、それが極端に甘い物が多くて薄い皮の貧相さと合わず、食べて「美味しい」と思えなかった。東京近郊で生まれ、東京下町で育った私は「あんこ」と云えば「こし餡」との刷り込みがあり、どうも粒餡には馴染めなかった。
 現在でもネット上で「粒餡VSこし餡」で意見を戦わせているのを見るが、これはその人の生まれた時代や地域によって変わる相対的なものなので、優劣はつけられないと思う(笑)、一般的に関西では粒餡、関東ではこし餡が好まれると思うが、こう書くと「いや、それは違う」とお叱りを受けるかも知れない(笑)。

 最中が嫌いだった私が、過去本当に「美味しい」と思ったのが、これから紹介する、神田駿河台下「ささま」の「松葉最中」でこの最中はこし餡だ。しばらくご無沙汰していたが、今回和菓子の本場関西から来る友人に食べてもらい、この最中の評価を聞こうと思った、勿論自分が食べたかったのもあるが(笑)。

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 店の場所は駿河台下の交差点近く、書泉ブックマートビルの並びに在る。外観は古くて詫びた趣のある佇まいだが、店は昭和4年創業で現在地での営業は同6年からだそうだ、江戸時代から続く店も多い和菓子店の中では比較的新しい。店のWEBページによると、創業時は「ササマパン」と云う名前のパン屋だったそうで、店の暖簾に「御くわし屋」とあるのは、その起源を尊重しているのかも知れない。


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 入口に架かった「ささま」の濡額(ぬれがく)がいい雰囲気だ。

 入口の引き戸を開けると店は昔ながらの作りで、玄関三和土を広く取り、客はそこに立って注文する、ガラスケースがあって見本が幾つか並んでいる。店側は上がりの畳で注文を受け包装して販売する、このスタイルは東京の老舗和菓子店では多い。
 この店は最中専門店ではなく、茶事に使える上生菓子を始め、桜餅や柏餅と云った季節菓子、更には羊羹も売っている、ただ私は最中以外食べていないが(笑)。
 「松葉最中」は一辺5cm程の四角形で、三味線の胴を模しているそうだ、真ん中にある菱形模様は松葉紋で、これが名前の由来になっている。四角い最中を四角い箱に入れると、丁度東京のおせち料理の重箱詰みたいな隙間のないビジュアル、直線と直角の美しさを際立たせるのが「江戸前」の美学だ。

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 自分用に買った物を久しぶりに食べてみた。
 先ずもち米粉で作った皮の香りがする、今はこれが無い最中が殆どのため、かえって「最中の香りは、これだった」と感心?してしまう(笑)。
 一口食べると、小豆餡の香りと舌に絡む濃さが感じられる、最中と云うより柔らか目の羊羹を食べている感じだ、皮の風味がプラスされて後味がすっきりしてくどくない。これは幾つでも食べられそうでちょっと怖い(笑)。

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 この最中に合いそうなのはやはり日本茶、それも煎茶より抹茶だと思う。現店主は二代目で、茶道に精通した人だと聞くので、茶と併せて食する事で完結する味にしているのだろうと推測する、茶席は総合芸術なので菓子だけ突出したら場を壊してしまう。
 この店はデパート等に出店する事を拒み、駿河台下の店舗のみで営業しているので、この最中が食べたかったら店へ直接行くしかない。そのため小さな店ながら、次から次へ客がやって来る、殆どがこの松葉最中を買っていくが、それも24個や30個入りの大箱を買う、人数の多い会社等へお土産に持っていくのに向いていると思う。

 昭和の創業だから、江戸っ子ではなく東京人が育てた銘菓、これからも長く健在でいて欲しいものだ、神保町の書店街散歩に来た時には、お土産にお勧めしたい。


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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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