最後の晩餐にはまだ早い


神楽坂「オー・トレーズ・ジュイエ」(2013年2月)

 濃厚体験だった「関西食べ続け」のダメージ?から回復し、旅行後に東京で最初に訪れたのは、定点観測中のフランス料理店、神楽坂「オー・トレーズ・ジュイエ」、訪れるのは昨年末に私が企画し、東京圏を代表する名だたるグルメ達?を集めて開催した、「ノエルとマリアージュの集い」以来だ(笑)。
 今回は職場の仲間を連れて行ったので、食の達人を揃えた前回とは違って気楽な集り(笑)、この店は職場のある駅からは都営大江戸線一本で至近だし、駅からも近いのでありがたい。
 2月のディナー「ムニュ・クリアティフ」(4,800円)の内容は、

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・牡蠣のフラン

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・ハム、人参、青菜でファルスを包んだ前菜

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・パンのスープ、その下にはアリゴ

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・ハムとブロッコリー、黒キャベツ

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・カスベ、トマトのタタン

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・鹿児島産馬肉を野菜とブロシュット仕立で、バルサミコと竹炭

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・ダックワーズ、ミルクのカプチーノ
・エスプレッソ

 料理は口頭での説明のため、記憶力が衰えているので(衰えているのは記憶力だけではないが(笑))、食材や料理名は間違っているかも知れません。
 この全7品で4,800円のムニュは納得の内容、高級食材は使わなくても、工夫ある組合せと的確な調理で、充分楽しめる料理構成になっている、特に料理長が得意とするのは野菜と魚料理、この日もカスベとトマトを「タルトタタン」状にしたものと合わせた一皿は特に良かった、肉料理は鹿児島産馬肉、赤身で歯応えがあり、フランスで食べる牛赤身肉に似た食感だ、これは料理人が特に気に入った食材との事で、可塑性もあるし面白いと思う。
 話は逸れるが今年全欧州を騒がせた馬肉混入問題の報道で、英国と周辺国では馬肉を食べない事を初めて知った、彼等にとって馬は乗るものであって、食べるものでは無いらしい(笑)。
 
 関西で体験して来た「オテル・ド・ヨシノ」や「コーイン」のクラシック料理がヘビー級ボクサーなら、この店に限らず今の東京フレンチは、総じてライト級やウェルター級ボクサーだなと感じる(笑)、この店みたいに基本にクラシックがあるのは感じさせても、それを都会的・現代的にリファインさせた「ネオ・クラシック」が主流だと言えそうだ。
 ちなみに私はどちらも好きだし(笑)、「美味しければ、どっちもあっていいじゃないか」と、原典主義とは遠い人間だ(笑)、ただこの日も職場の女性を連れて行って感じた事だが、フランス料理フリークではない、「普通の」女性客には、こうしたライトでお洒落な「東京フレンチ」のスタイルの方が受ける事は間違いない、特に4割打者は必要とされていない気もする(笑)。

 この日の料理で、関西方面にばかり熱くなり過ぎていたと反省(笑)、東京フランス料理の料理人達の実力と層の厚さを認識した夜だった。

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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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