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最後の晩餐にはまだ早い


南千住「パスティチェリア・バール・アルテ」(2013年3月)

 「東京下町イタリアン訪問」は続く(笑)。
 平日休みのこの日、午前中に銀行で手続きを済ませると時間は午前11時、風も強くなって来たので、あまり遠出をしなくて済む南千住のイタリア料理「パスティチェリア・バール・アルテ」へ電話したら、利用OKとの事で、千代田線~日比谷線に乗って向かう事になった。事前に店のホームページを見ていたら、ランチメニューの肉料理が変わり、「自家製ボイルハムとクラウティ添え」とあったので、「どんな料理?」と興味を覚え、食べに行きたいと思っていたので丁度良かった(笑)。

 この店を訪れるのはこれが5回目、去年の4月が初訪問だから、私としては「頻繁に」通う店になった(笑)。決してお洒落な地域にある訳でなく、失礼ながら多分東京でも一番レストランが似合わない場所にありながら、骨太のイタリア料理が味わえ、且つ値段が安い、この店を体験すると、家賃が高い都心のイタリアンは何処も割高に感じてしまうので、これも「知ってしまった不幸」の一種かも知れない(笑)。

 この日のランチ‘Planzo Arte’(2,100円)は、

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・アンティパスト・ミスト(若鶏のインボルティーニ、ほうれん草のスフォルマート、カポナータ、自家製スモークサーモン、クロスティーニ)

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・自家製フォカッチャ

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・ホタルイカと菜の花のタリエリーニ

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・自家製ボイルハムとクラウティ添え

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・ドルチェ・ミスト(抹茶のパンナコッタ、ブラッドオレンジのジェラート、ティラミス)
・エスプレッソ

 この店のアンティパストが好きだ、どれも丁寧に手間をかけて作ってあり、派手さはないが優しい味で美味しい、自分でも作ってみたいと思わせるのだが、これは同じ物が出来ない、プロとアマチュアの一番の違いは、さりげなく作りながらも、背後にある確かな技術を感じさせるか否かだろう。
 春を感じさせる菜の花のタリエリーニ(「タリオリーニ」ではなく、この店ではこう呼んでいる)は、「もっと食べたい」と思ってしまった(^^;)。
 一番興味を持っていた肉料理は、簡単に云うと「イタリア版シュークルート」だった、「クラウティ」はドイツなら「ザウアークラウト」の事、塩漬けの豚肉と塩漬けのキャベツ、ジャガイモをワインで煮込む料理、あとで料理長が説明してくれたが、北イタリアの一部で実際にこうした料理があるそうだ。地図を見るとイタリアとドイツは国境を接してはいないが、距離は意外に近い、イタリアと聞くと、「アモーレ(愛し)、カンターレ(歌い)、マンジャーレ(食べる)」の国というイメージがあるが、これは首都ローマ以南の話で、北部には違う文化があるみたいだ。
 ドルチェはパティシェ出身の料理長なので、どれも安心して美味しい。
 これだけ手の込んだ料理でこの値段は、ちょっと申し訳ない気もする(^^;)。

 大阪・狭山の人気イタリアンでも感じた事だが、フレンチよりイタリアンの方が、より地域と結びつきやすい気がする、調理過程がフランス料理程に絶対的構築的でないからか、地産の食材を使い易いし、ナイフ&フォークのヨコ飯にあまり慣れていない人には、パスタがある事によって「入り易い」のもあると思う。東京下町のこの店の近くには畑は無いが、支えているのは地域の人達だというのは、訪れている内に判った。
 「地元に根差した往き方」、東京の飲食店でもこれがこれから一番大事になると思う、フランスの地方にある人気三ツ星店へ行くと、ランチタイムは地元客のために低廉なムニュを設けている店が幾つかあった、これはあまり有名でない頃から支えてくれた、地元の常連客を大事にしたいとの意図からだろう、こういう客が付いている店は不況になっても強い筈だ、この店も下町の客に支えられて、これから一層光って欲しいと願っている。
 
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  1. [ edit ]
  2. イタリア料理
  3. / trackback:0
  4. / comment:1

Re: 楽しく拝読しております

  1. [ 編集 ]
  2. 2013/04/07(日) 09:46:03 |
  3. URL |
  4. オンクレ・トシ
拙ブログへの訪問と激励ありがとうございます。
東京下町(足立)人間なので、訪問は東東京中心ですが、ここ数年ようやく楽しみな
店が増えたと感じています。
「アルテ」「ヌー」いいですね、濱崎さんの店についても同じ感想を持ちました。
「コーイン」はちょっと次元が違う感じがします、こちらが本気を出せば、更に
その上の技を繰り出してくる、東京にはいないタイプの料理人ですね。
私が理想とするのは1990年代のフランスのフランス料理ですが、それを体験したい
なら、今はフランスより日本の方がお勧めできます(^^;)。
またお気軽にブログ訪問ください。

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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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