最後の晩餐にはまだ早い


銀座「ラール・エ・ラ・マニエール」2回目

 今日の昼は、昨年11月に利用して好印象だった、銀座のフランス料理「ラール・エ・ラ・マニエール」を再訪問した。
 「銀座でランチ」と考えただけで、私のような下町人間は緊張してしまう、悩む程持っている訳でないのに「何を着て行こうか」とか、「カメラを入れて行く鞄はどうしよう」などと悩んでしまう(笑)、銀座はその位お洒落で特別な街だ。
 
 今日は初めて訪れる人を誘ったので、近くのプランタン銀座で待ち合せてから向う事にした、道を歩く人には此処にフランス料理店があるとは気付かれないだろう階段を降り、重く大きな扉を開く、「知らない人は知らなくていいのだ」というのが銀座であり、おそらくこの店のオーナーも同じ考えなのだろう。
 地下の割には明るい店内の丸テーブルに案内され、店内は既に満席に近く、やがて全てのテーブルが埋まった。今日も前回と同じく5,000円のムニュを予約時にお願いしていた。

・アミューズ(ブルターニュ産オマールのカナッペ、チーズ味のマカロン)

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・ブロッコリーのポタージュ、牛乳のエスプーマ、クワイ、小海老

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・烏賊とプティ・ポワ、芽キャベツ、ラディッシュ、ジャンボマッシュルーム

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・春野菜の皿(筍、菜の花、ロマネスコ、長芋、etc)

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・北海道産和牛ハラノミのグリエ、淡路産新玉葱のコンフィ、(別皿で)蒸野菜の牛蒡ソース

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・解体したチーズケーキ、紫蘇のアイス

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・ガラス筥に入ったミニャルディーズ

 料理は野菜を中心にして、一歩先駆けて「春」を感じさせてくれるもの、前回も感じたが、この料理人は野菜の扱いが上手い、今日は烏賊も牛肉も「脇役」に感じた、さすがアラン・パッサールの「アルページュ」で働いていただけの事はある、反対に言えば「アルページュ」系の料理が苦手な人には、もしかしたらこの料理は相性が良くないかも知れない。
 少し心配したのは、銀座という特殊な地域性がこの料理人の活躍を妨げる要素にならなければいいなと思った事、今日の客も女性ばかり6人グループのマダム会あり、その隣は女性2人組、個室も女性ばかりに見えたし、全体的に女性客中心で且つ年齢層が高い、たしかに女性に受けそうな現在の料理と店内の雰囲気だが、この料理人にはそこに留まって欲しくない気もする、持っているポテンシャルからすれば、まだまだ抽斗の中身はあると感じたし、もう一皮剥けた頃に最初のピークが来そうな気がするが、それを銀座に来る客側が待ってくれるかどうかとなると難しい部分もありそう、それでも「春」を感じさせた料理の次には「夏」も感じてみたいと思う料理だった。

 吉岡支配人以下3名の男性サービスはどういう訳か皆痩身、もう太っている事は「美味しさ」を感じさせてくれる時代ではなくなったのかも知れない(笑)、店内は満席だったが彼等の気遣いにより十分快適に過ごせた、ありがとうございました、楽しい昼餉になりました。


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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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