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最後の晩餐にはまだ早い


湯島「ビストロ・タカ」

 この日は、前に同じ部署で仕事をした仲間達との半定期的な集まりで、湯島天神近くのフランス料理「ビストロ・タカ」へ、私は2回目の訪問になる。
 食べ歩き仲間との集まりも同じだが、皆なかなか自分からは「やりましょう」と言わない、言い出した人間が結局店選びやメンバーへの連絡と云った幹事役をやる事になってしまうので、皆「後出しジャンケン」を狙っているのだ(笑)、ただ昔と比べてメールで連絡出来るのはありがたい、メールの無い時代は全て電話で調整していたので、まあ時間がかかったものだ(笑)。今回は幹事役がいたので、私の役目は職場から近い場所で知っている店を何店か挙げただけで済んだ。
 夕方、早目に湯島に着いてしまったので、店の近くの湯島天神へお参りし、絵馬を眺めていたらこれが面白かった、学問の神様なので入学祈願が一番多いが、一枚の絵馬に志望校を何校も書いている絵馬が多い、この時期から「二股・三股」は良くないのでは?と余計な事を考えてしまった(笑)。

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 集合時間の18時半に入店したら、「本日は満席です」の張り紙があり、我々のテーブル以外は全て埋まっていたのにちょっと驚いた、東京のディナーの開始時間は「東早西遅」で、浅草と同じで上野近辺も早いみたいだ。
 この日は総勢7人の集まりだったので、事前に店側と相談し、5,000円の「おまかせ」メニューをお願いしていた。

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・アミューズ(バジルのスティック)

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・ホワイトアスパラガスのパートプリック、鱧のフリット&トマトのマリネ、玉葱とパセリのヴィネグレット

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・新玉葱の冷製スープ

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・自家製もち豚ハムのシャルキトリー風、アスペルジュソバージュ

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・フルーツのコンポート、ライチのソルベ

 前菜は茹でたアスパラガスをパートプリックで包み揚げた物と、骨切りしフリットした鱧を別容器のヴィネグレットを付けて食べる、酸味がいいアクセントになっている。旬の新玉葱のスープは優しく穏やかな味わい、メインは豚を一旦ハムにして、ピクルスを使ったシャルキトリーソースで煮込んだものだ、肉の下はクリストフ・ポコ譲りのフランス的なポム・ド・ピュレ、デセールは夏を意識して軽く仕上げていた。
 全体的には夏場と云う事もあるが、日本人向けに軽く仕上げたビストロ料理と云う印象、料理人は神楽坂の「ルグドゥム・ブション・リヨネ」の出身だが、あそこのリヨン風ブション的な料理とは少し路線が違うと思う。でもこれはこれで実質的で判り易い味で美味しいし、特にこの日みたいな気の置けない仲間との集まりには向いていると思う(笑)。
 店内のサービスは女性が一人で担当するが、14席と少ない事もあり、不自由さは感じない、ワインも1本3,000円から揃えていて、割り勘の会計の心配もあまりしないで済む(笑)。

 昔の職場仲間との語らいは楽しいもの、すぐに「あの時代」に帰れる。同世代の人達とは、ついバブル景気時代の話になり、我々より若い世代にそれを若干大げさに伝える事になる(笑)、BMVが「六本木のカローラ」と呼ばれ、東京の至る場所で「不夜城」が出現し、週末の夜はタクシーが捉まらなかった、昔は客が行列していたタクシー乗り場は、今はタクシーの方が行列している(笑)。
 でも、あの時代には都内のまともなフランス料理店で、食事をしてワインを飲んで支払いが一人6,000円台で済む事は考え難かった、それを考えると「失われた20年」で失ったものは多いが、外食での楽しみに関しては、プラスになったものもあると思いたい。
 マスコミを賑わしている「アベノミクス景気」だが、食材料やワインの値上がり等、個人店には相変わらず厳しい状況が続いている、こうした語らいが持てる場所が、存続できる社会でありたいものだ。
 

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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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