最後の晩餐にはまだ早い


銀座「サーラ・アマービレ」

 この日は身内の新年会をやろうと云う話になり、更にメンバーの中に還暦を迎えた人間がいるので、そのお祝いを兼ねて集まる事になった。場所は花の銀座中央通り沿いのビル内にあるイタリア料理店「サーラ・アマービレ」、高級イタリア料理店「アロマフレスカ」の隣にあり、同グループが運営するレストランだ。
 「銀座、ビル内、グループ経営」の三題は、私が普段利用しない店のキーワードだが(笑)、この日は還暦人間の希望があって、私も「怖いもの見たさ」?があり(笑)、参加する事になった。

 場所は銀座2丁目、メルサの向かい側にあるトレシャスビルの12階、エレベーターを降りると右が「アロマフレスカ」だが、夜のみの営業なのでランチタイムなら間違える心配はない(笑)、その反対側に入口がある。
 割と広く天井の高い店内、窓からの採光も十分過ぎる程で明るい、フロアにはグランドピアノが置かれ、ディナータイムには生演奏もあるとの事、今回は一室ある個室を利用させてもらった。
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 休日ランチは7,000円の1コースのみ、うち5,800円が料理で1,200円がフリードリンク代になる、税・サービス料込なので、グループでの利用時には会計がやりやすい(笑)、当然客層もグループ利用が多く、この日も女子率95%で「女子会」が殆どだった、これは日本ならではの光景だが、銀座の女子会ともなると、皆さんお綺麗だし着ている服や持ち物が違って見える(笑)、私みたいな下町人間はただ口を開いて眺めるだけだ(笑)。
 この日の料理全てを紹介したい、

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・ブリのカルパッチョ、3種のハムとピアディーナ、ニョッコフリット、フォアグラのフラン金柑のマルメッラータとコンソメジュレ

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・季節野菜のバーニャガウダ

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・白魚のカルトッチョ仕立てパブリカ風味

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・マテ貝の薫草バター

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・甘海老とトマトのカペッリーニ

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・アジアの香りと車海老フライ

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・真鱈白子のセモリナ粉フリット、トリュフ添え

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・仔羊のロースト、粒マスタード

 
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・パルミジャーノのサラダ

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・帆立貝とカリフラワーのリングイネ、クリーム仕立て

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・仔牛の煮込みと山菜のタリアテッレ、タレッジョ風味

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・熱い栗と栗のジェラート(+300円)

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・小菓子

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・キース・ヘリングのカップを使ったエスプレッソ(ドッピオ)

 飲物はビール、ワイン(白・赤)、サングリア(白・赤)、スプマンテ(+500円)、ジンジャエール(辛口・甘口)、ブラッドオレンジジュース、ウーロン茶等、これらが飲み放題、居酒屋みたいにボトルごと持って来るのではなく、グラスが開いた頃に注ぎに来るし、途中で別の飲物に変える事も可。
 サービス全般は、さすが高級店を抱えるだけあってよく教育が出来ている。

 肝心の料理の印象は、一品一品は美味しいのだけれど、ポーションが小さいので、どうも欲求不満になる、「これ美味しい」と思った時には料理がなくなってしまうのだ、云わば「イタリアン版飲茶」(笑)。そしてこれは私だけだろうが、不満に感じたのが「作った人間の顔が見えない料理」である事、料理で何を表現したいかや、食材と格闘した形跡とかが見えてこない、上品で尖らず、その代りサプライズも無い、「こうした料理なら銀座に来る女子達は喜ぶ筈」と云う計算が透けて見えてしまう、食べて美味しいのだけれど気持ちが高揚してこない。
 でも店内は満席の賑わい、需要と供給の面で考えたら、こうした料理を好む人が集る店なのだろう、マニア向けの尖った料理を作っても客が来なかったら如何し様もない。

 「今の東京で流行っているのは、どんな店か」を体験する意味では勉強になった、「どうだった?」と訊かれたら、「美味しかった、女子会には向いていると思う」と、たぶん答えると思う(笑)。コーヒー一杯千円以上の店も存在する銀座で、休日ランチを優雅な雰囲気の中でゆったり楽しめ、それが「沢山飲んでも7,000円ポッキリ」の明朗会計で済むなら、お得と思うべきなのだろう(笑)。


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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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