最後の晩餐にはまだ早い


亀有「鮨なかや」

 亀有の寿司店は以前のブログで「導らく」という新しい店を紹介したが、実はもう一店地元では名前が知られた店がある、それが「鮨なかや」という名前で、こちらは100年近く続いていて現在は五代目店主になる。ビルの建て替えにより暫く休んでいたが、去年暮れに再開し随分とモダンな雰囲気になったと聞いたので、興味を覚えランチ狙いで行ってみた。
 場所は駅南口を出て商店街を歩いた付き当りの斜め向かい側、近くには蕎麦好きには知られた店「吟八亭やざ和」もある、店は外装・内装共にモダンでスタイリッシュ、一見寿司屋とは思えず、青山あたりのカウンター付きのイタリア料理店みたいな雰囲気だ、お茶を運ぶ女性店員も白シャツと黒スラックス姿、これは当然女性客を意識しているのだろう、この日も後から若い女性陣が4人で入店して来た。

 私はだいぶ前になるが先代の握った寿司を食べたことがある、下町に似合わず上品で小振りな寿司だった記憶があるが、この先代が40代の若さで早世してしまったそうだ、その後は職人を雇って店を維持していたが、最近になって四代目の息子が後を継いだと聞く、フランス・ヴァランセの三ツ星レストラン「ピック」に似ている(笑)。

 注文は昼のランチ握り(1,500円)を、

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・紋甲イカ

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・コハダ

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・鮪(ボストン産)

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・平貝

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・鯛

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・イクラ軍艦

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・甘海老

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・出汁巻き卵

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・叩き梅と鮫軟骨の巻き物

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・茄子の糠漬け

・浅蜊の味噌汁
・デザート(黒糖ゼリー)

 この日握ったのは五代目ではなく、別の職人だが寿司の印象は先代の時とそう変わらなかった、小振りで繊細な寿司でそのため少し物足りなさはある、でも女性には食べやすいし受けると思う。
 普段は回転寿司を利用している若い客層を取り込むために、今迄にないお洒落な雰囲気の店造りにするのは賛成出来る、ランチでも月一回こうした店を利用する事が業界全体の底上げに繋がると思うし、何処に行ってもハンバーガーと回転寿司ばかりの街というのも感心しない、地盤沈下が進む下町の活性化のためにも、こうした歴史ある個人店は頑張って欲しいと思う。

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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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