最後の晩餐にはまだ早い


頑張れ街のパン屋さん

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 私はご飯も好きだがパンはもっと好きだ、その日の料理が寂しくても美味しいパンがあればそれだけでも満足出来るので、結構安上がりな人間だ(笑)、反対に美味しい料理を出すレストランでも、パンが美味しくないとガッカリしてしまう。
 ここ数年利用した中でパンが美味しいと思ったレストランは、和歌山「オテル・ド・ヨシノ」と東京・青山の「フロリレージュ」で、前者は自家製で後者は駒場東大前にあるパン店から仕入れていると聞く、食事にパンを吟味するレストランは料理にも気を使っているのは間違いない、ただ中には「今日食べた中で、一番美味しかったのはパン」という店もあるにはあったが(笑)。

 パンの種類としては、小麦全粒粉やライ麦を使用したカンパーニュ系を一番好むが、それとは対照的な街中の普通のパン屋で売っている惣菜パンや菓子パンも好きなので、どうやら私はパンに関しては、どんなタイプでも守備範囲にする「カサノヴァ型」と言えそうだ(笑)。私が住んでいる場所は下町なので、カンパーニュ系のパンを売っている店は近くには無い、ただ惣菜パンや菓子パン中心のパン屋は割と気に入っている店が二軒あった、ところがその内の一軒が急に閉店してしまった、聞く処によると此処は店主が脱サラで始めたが、その店主が高齢になり後継者もいなかったので、閉店を決めたとの事だ、おそらくは東日本大震災後に売行きも落ちていたのだろうと思う。

 今、街中のパン屋は相当厳しい現状だ、若い人や帰宅時間が遅い勤め人はコンビニでパンを買ってしまうし、常連客は高齢化して今後消費増は望めない、小麦や油脂等の原材料は年々値上がりしているが、デフレ時代にパンの単価を上げられない、また朝が早く体力勝負のキツイ仕事のため後を継ごうという若い人が少ない、三重苦や四重苦の世界になってしまっている。
 それでも、頑張っている街場のパン屋さんは応援したいと思う、スーパーやデパート内の企業系ベーカリーではパンは買わず、多少買いに行くのが不便でも、地元のパン屋で極力買う事を今後も続けたいと思っている。
 「頑張れ街のパン屋さん」。


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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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