• 2017_04
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • >>
  • 2017_06

最後の晩餐にはまだ早い


北千住「鶴亀飯店」(2015年10月)

 訪れた事のあるレストランの若手経営者に、足立区北千住在住者が数人居る。JRではなく東京メトロの路線内なので運賃が安い、終電、時には始発で帰宅する事もあるのでアクセスがいい、都心に比べると不動産価格や家賃、物価が安い等の理由が考えられるが、将来彼等が地元にレストランを開業してくれないかなと期待している、それまで自分が長生き出来ているのかは怪しいが(笑)。
 最近も或るフレンチレストランのオーナーが北千住在住と知り、「鶴亀飯店の担担麺、お勧めです」と話を振った処、「あそこの担担麺好きです、近所なのでよく行きます」と既に承知済みだった。その話をしてからは、その鶴亀飯店の担担麺が頭から離れなくなった(笑)、天気の良い日曜日に自転車を飛ばして再訪問をする事に、暑くもなく寒くもない10月の気候は自転車に最適だ。
 我家からは約30分、日光街道(国道4号)に出て千住新橋を渡り、江戸時代は宿場町として賑わった千住宿跡を通り過ぎて、千住警察署の表示のある信号を左折、一部移転してきた東京芸大の千住校舎前に店はある。

        151021-1.jpg

 午前11時の開店直後ながら、既に着席している家族連れがあり、私の入店後も続々と客がやって来る、日曜日と云うこともあるが、担担麺専門店みたいな単品メニューではなく、テーブル席も多いので、客の色々な好みに対応できるのがこの店の強みだ。
 「担担麺食べたい」と思って来たのだが、一応はメニューを見る、「麻婆豆腐」にも惹かれたが結局初志貫徹で担担麺(880円)に決め、プラス120円で白飯・サラダ・フリードリンクの付くセットにしてもらった。

     151021-2.jpg
・フリードリンクはすべて冷たいもので、オレンジジュース、ジャスミン茶、ウーロン茶、アイスティー、アイスコーヒー

     151021-3.jpg
・サラダはインドカレー店で出るみたいな物で、いたって普通(笑)、これなら選べた点心の方が良かったか?

        151021-4.jpg
・前回同様に担担麺が出来上がるまで、胡麻を摺って待つ。

     151021-5.jpg
・箸は洗って使う共有箸、個人的には賛成

        151021-6.jpg
・白飯は開店直後だったので炊き立て、コシヒカリとの事だが美味しい。

        151021-7.jpg
・二回目の担担麺

     151021-8.jpg
・前回利用時にサービス券をもらったので、勿論使う(笑)。

        151021-9.jpg
・チョコレートアイスクリーム、これは市販品みたいで普通でした。

 5ヶ月ぶりの鶴亀飯店の担担麺はクリーミーな胡麻の香りと、後からジワリと来る唐辛子の辛味は変わらずにいいバランスだ。炒めた挽肉も甘口で食べやすい。湯島「阿吽」や岩本町「雲林坊」の担担麺が、辛味と山椒の痺れ感を強調した「刺激系」とすれば、此処や小川町の「かつぎや」は「穏やか系」とでも呼ぶべきか、万人受けする担担麺だと思う。前回に比べると僅かだが麺が柔らかく感じた、個人的好みは前回の方だが、まあ許容出来る範囲だった。

 カウンター席だったが、私の並びは男性一人客が二人、スキンヘッド姿の男性は注文時に「担担麺辛めで」と一言発しただけ、サービスの白飯に見向きもせず、担担麺を食べ終わったらすぐ出て行った、まるで西部劇のガンマンが酒場に寄ったみたいに格好よくシビれた。もう一方の若い男性は「茄子炒め定食」に半分サイズの担担麺を注文、常連客みたいに見えるので、次はこれ真似しようと思った(笑)。
 担担麺を注文する人は多いが、専門店ではなく中華全般をメニューにしているので、皆注文は多様だ、そのため「阿吽」みたいな店全体に漂うストイックさはなく、気楽に食事が楽しめるのはいい、その点では春日の格安四川料理「川国志」と似ている、あそこは勤め人が多く、この店は近隣住民が多そうだ。
 前記事での「イレール」と同じく、地元の人に支持されてこそ「名店」だと思う。友人が日本海側にある大きな町でタクシーに乗り、運転手にその町で有名な寿司店の事を訊いたら、運転手は「お客さん、観光バスで団体客が乗り付ける寿司屋、旨いと思いますか?」と反対に訊き返されたそうだ(笑)、名前だけの名店なんてそんなものかも知れない。

 天気も良かったので、帰りは此処からそう離れていない、千住大橋駅近くにある「石洞(せきどう)美術館」まで行ってみる事に、
http://sekido-museum.jp/
 ここは千住金属工業㈱の元会長、佐藤千壽(号:石洞)のコレクションから始まった美術館で、同社と同じ敷地内にある、ちょっと不思議な建物外観が印象的。

     151021-10.jpg

 現在、「館蔵 日本のやきもの」展を開催している、古墳時代から須恵器、六古窯から昭和の民芸作家まで、数は少ないが秀逸な陶磁器を並べてあり、集めた人の「哲学」みたいなものが感じられる、焼物好きには見応えあるいい企画展だ。
 12月20日まで開催中なので、担担麺を食べに行くついでに訪れてみてください(笑)。

スポンサーサイト

  1. [ edit ]
  2. 麺・ラーメン
  3. / trackback:0
  4. / comment:0


 管理者にだけ表示を許可する
 


プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

訪問者

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

« 2017 05  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -