最後の晩餐にはまだ早い


亀有「ティア・ブランカ」(4回目)

 この日の昼に向ったのは我家から自転車で行ける距離の、下町亀有の新鋭イタリア料理店「ティア・ブランカ」で、この日が4回目のランチ訪問になる。
 特に予約はしないで11時半の開店時に合せて入店したのだが、既に2名カウンターに男性が座っていた、そのうち一人の声に聞き覚えがあり、前回もいた騒がしいオジサンだった(笑)、この人やたら声が大きいため話が筒抜けで、この日料理人に喋る内容は全て「昔の自慢」(笑)、バブル期に一億で買った店(飲食店?)を一億五千万で売った話等、どこまで信じていいか判らないが、こういう与太話が気軽に出来る食堂は、街中のコミュニティが希薄な今貴重な存在だと思う。こんなオジサンが昼間からワインを飲みながら店主に、「パスタはニンニクたっぷり効かせてくれ」などと話しているのを聞くと、下町亀有も随分変わったなあと思ってしまう(笑)。

 この日のランチ(1,200円)は、

                   120829-1.jpg
・ミネストローネ

                   120829-2.jpg
・スパニッシュオムレツ、ジャガ芋と自家製ツナのサラダ

             120829-3.jpg
・ルッコラとトマトのサラダ

               120829-4.jpg
・オリーブオイルをかけたバケット

             120829-5.jpg
・ツナとバジルのスパゲッティーニ、トマトソース

              120829-6.jpg
・ティラミスとコーヒー

 これで1,200円は「破格」だ、値段だけでなくどの料理も丁寧で味付けが外れていない、料理長がスペイン人の伯母さんから習ったというオムレツは定番の美味しさ、義父にあたる人が八ヶ岳で自家菜園をやっているそうで、そこで無農薬で作ったルッコラは鮮烈な苦味が後を引く、パスタも初回は少し柔らかいかなと思ったが、今回はジャストな茹で具合だった、回を追う毎に料理が良くなっている感じがする。

 最初客は3人だったが、昼少し前から続々とお客がやって来て、15ある席の殆どが埋まってしまった、あまり教えたくなかった店だが、地元では既に知れ渡り始めた様だ、願わくはガイドブック等には載って欲しく無いのだが、それも時間の問題かも知れない。
 イケメンの料理長は誰かに似ていると思っていたが、ネットを見ていて思い出した、和歌山「オテル・ド・ヨシノ」のシェフ・パティシェだった葛川氏だ(笑)、彼を少しだけ丸顔にした様な面構えだ、いかにも女性にモテそうだが残念ながら?既婚者だそうだ(笑)。

 猥雑だった下町の亀有に忽然と現れた真っ当なイタリアン、このまま地域に根付いて成長していって欲しいと思う、今度は夜にも来てみたい。

スポンサーサイト

  1. [ edit ]
  2. イタリア料理
  3. / trackback:0
  4. / comment:0


 管理者にだけ表示を許可する
 


プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

訪問者

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

« 2017 08  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -