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  • 2020_09

最後の晩餐にはまだ早い


鎌倉「パラダイス アレイ ブレッドカンパニー (PARADISE ALLEY BREAD & CO)」

 前記事の「イル ノード」で、今年の指折りに入れたい素敵なランチを味わった後、帰る前に向かったのが、駅近くにある「鎌倉市農協連即売所」、地元の人は略して「連売(レンバイ)」と呼んでいる。生産者が各自栽培した野菜を持ち込むマーケットで、今なら「道の駅」みたいな場所だ。 
 此処数年、鎌倉野菜は注目され東京のレストランでも使われる事が多い。WEB上で調べると「鎌倉野菜」とは、鎌倉市や藤沢市の周辺で栽培されている野菜の総称で、1998年頃から用いられた比較的新しい呼び方との事。文化人が多く住んだことから、鎌倉=高級住宅地のイメージがあり、それをブランド名にしたのは賢い判断と思う。地形的に海と山があり土地は肥沃で、何より歴史ある街なので、いい作物を作れば値段が高くても購入してくれる消費者が存在した。
 「イル ノード」の松井料理長も自身が鎌倉在住で、東京のレストランで料理長をしていた時も、鎌倉から持てるだけの野菜を抱え電車で通っていた(笑)。私が知っている範囲では、フランス料理店の「ローブ」や「キエチュード」が鎌倉野菜を使っている。
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 場所は鎌倉駅東口から南へ向かい歩いて5分程、かなり時代を経た建物で「昭和」の匂いが漂う(笑)。
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 入口には即売所の歴史が書かれているが、この表示板もレトロそのもの、昭和3年から続いているそうだ。
 中は結構賑わっていたので写真は控えたが、売っている作物に関しては、ざっと見た感じ玉石混淆と云う印象、値段も特に安いと云う訳では無いので、選ぶ目が要ると思う。荷物になるので何も買わなかったが、折角鎌倉から持って来たのに、近所のスーパーの野菜の方が安く味も変わらないと云う事もあり得るので、いい生産者を見つけるのが大事だと思う、松井氏も信頼できる同じ生産者から購入していると聞く。
        200723-12.jpg
 即売所に隣接しているのが「鎌倉中央食品市場」で、これがまた昭和レトロな場所。元々野菜市場と並んでいるので、魚介や乾物などを売っていたみたいだが、現在は古くから居た業者が撤退した後に、若い店主達が小さな店を出している。業種は様々で個人的には連売より興味を惹かれた(笑)。
 事前に鎌倉駅周辺の事を調べていて、何処かでパンを買って帰ろうと思い、たしかこの市場内で営業している店があった筈と、探したら狭い場内なのですぐ見つかった。
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 店の名前は「パラダイス アレイ ブレッドカンパニー (PARADISE ALLEY BREAD & CO)」、実に大仰な名前だが店は小さい(笑)。店内にカフェ席もあるが、一見アメリカの古道具を売るアンティークショップみたいな雰囲気、WEB情報では2005年に開業している。
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 パンは店先の古びたガラスケース内に並べ対面販売(撮影の承諾は得ています)。
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 こちらは食事用のパン、カンパーニュの色と焼き上がりの形を見て、これは間違いないと思った、バゲット1本450円と値段は高めだ。男性が一人で店内と販売を兼ねていて忙しそう、あまり悩んでもいけないと思い、目に付いた4種を買って帰る事に。
 あとで鎌倉に詳しい人から聞いたのだが、此の店の前に在るチーズ店の燻製チーズも美味しいとの事で、見ていながら買わなかったのは残念だった。
 以下買ったパンと食べた印象を、
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・カンパーニュ(100g220円の量り売り、これは税込840円)参考迄に実測は378g
 大きく焼いたものをグラム売りだが、時間が遅かったからか既にこの大きさに切ってあった。カンパーニュならではのクラスト焼き具合と中身の粉味、酸味も感じられて期待どおり、東京なら「シニフィアンシニフィエ」のカンパーニュに似ているので、関連があるのかも知れない。
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・ハーブソルトフォカッチャ(380円)174g
 オリーブハーブソルトを使っているのでは?と思う、フォカッチャ自体は美味しいが、個性的なカンパーニュに比べると、万人向けか。
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・あんぱん(230円)110g
 運んでいるうちに、絵文字(スマイルマーク)が崩れてしまった(笑)、皮はカンパーニュに似てボソっとした食感、小豆餡も脂分が感じられず独特の味わいで、好き嫌いは分かれそうだが、私は好きだ。
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・切った中身
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・あんぱん(竹炭)(240円)116g
 皮部分に竹炭を混ぜてあり香りも感じられる、私の好みはこちらの方か。

 パンも店自体も個性的な作りで値段も高めだが、オンリーワンな味わいが感じられ、次回鎌倉に来た時には、また買いたいと思った。古い市場テナントのリノベーション事例としてもモデルケースになりそう、このまま続いて欲しいものだ(笑)。


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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
人はそれぞれに「見方、感じ方、考え方」が違います。私が美味と思ってもそう思わない人が居て当然です、味覚とはそれだけ不安定で不完全なもの、あくまでも筆者個人の嗜好による感じ方である事を承知の上で読まれてください。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに赤坂、麻布十番等。
混雑電車が苦手で加齢による朝型人間化のため、ランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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