最後の晩餐にはまだ早い


亀有「ティア・ブランカ」(5回目)

 この日は平日休みだが、午後から整体治療の予定があったので、ランチに出かけたのは、自転車で行けるご近所イタリアンの亀有「ティア・ブランカ」、これが5回目の訪問になる、もうすっかり「お馴染みさん」になってしまった(笑)。此処は思い立った時にすぐ行け、今の処は予約も必要ないのでありがたい。
 この日は昼間一番乗りの客になった、いつもと同じ窓際の明るい席に座り注文したパスタランチ(1,200円)の内容は、

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・前菜(スパニッシュオムレツ、カポナータ、ツナとジャガイモのサラダ)

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・キャベツとキノコのスープ

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・自家製サルシッチャとキノコのスパゲッティー

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・パンナコッタとコーヒー

 「サルシッチャ」はイタリア版生ソーセージで、そのままの形で食べるのは勿論、ほぐしてパスタ等の料理にも使う、この荒引き肉の旨味と適度な香辛料のバランスがいい。
 この店の料理人は若くて元気な大声で喋るが、味付けは繊細で塩気もきつくなく私好み(笑)、私は東京人の割には総じて「濃い味」が苦手だが、これは多分あまりお酒を飲まないのと関係あると思う。酒好きの人は濃い目の味を好むし、酒好きの料理人が作る料理も味が濃くなる傾向がある、中には「料理はワインと合せるもの」と言い、ワイン呑みながら料理をする料理人もいるが、個人的には遠慮したいタイプだ(笑)。

 都心以外の特に下町地区のフレンチ&イタリアンは、「長年、ホテルの厨房で働いていた料理人が、退職後に地元で始めた店」みたいなケースも多く、こう言っては失礼ながら、何処となく「場末感が漂う店」になりがちだった(笑)、去年オープンのこの店ではそうした印象は受けないので、新世代の料理人が現れつつあるのだろう、今は東京都心の外食店は飽和状態としか思えず、あきらかに供給過多に感じるので、これからは最初からこうした下町で開業するのも選択肢に入れた方がいいと思う、特に若い料理人には、こうした本格的横文字系料理に馴染みが薄い地域で開店後直ぐは客が入らなくても、「自分の料理で客を集めてみせる」みたいな気概が欲しいものだ(笑)。

 パリも「ネオビストロ」と呼ばれる、若い世代の料理人が始めた比較的安価な店が大流行だが、これも大抵は家賃の安いパリ周辺区の既存のカフェやレストランを改装した店からスタートしたケースが多い。
 料理人全員が銀座や青山を目指し、無理して借金して開業しても、客の方が追い付かず結局は破綻しかねない、それにパリと違い人間が住まず外食店ばかりでは、決して面白い街にはならないと思うのだが(笑)。

 次回のブログ更新は21日(日)の予定です。

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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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