最後の晩餐にはまだ早い


札幌・西21丁目・スープカレー「Lavi 円山」(2012札幌食べ続け③)

 札幌二日目の昼は、特に「食」の予定は入れておらず、天気予報に反して朝から晴れた事もあり、以前から行ってみたかった真駒内の「札幌芸術の森」へ出かけるつもりだった、ここの野外彫刻群は一見の価値があると聞いていた。行く前にアクセスを確認しようと、ホテルの供用PCで同所のWEBページを見たら、何と「熊の出没により野外美術館は休館します」との文字で脱力(笑)、残念極まりないがまだ現地に行ってから知るよりは良かった。
 ホテルの部屋に籠っているのも詰まらないので、歩いて行けそうな円山動物園まで出かける事にした、過去札幌は何回か訪れているがここは初めて、ホテルから歩いて40分位、散歩には丁度いい距離で「食べ続け」をするためには、歩くのは消化を助けるので大事だ(笑)。
 円山動物園では、市内の小学生が授業の一環として無料動物ガイドをやっていて、これが面白かった、男の子は概して原稿の棒読みだが、成長の早い女の子はそこへ少し自我が加わるので、これは断然女の子達の方が面白い(笑)。
 動物達の中ではさすが本場地元?だけあり、熊達が一番元気で見ていて興味深かった、カバやライオン等南方系の動物はおおむね「やる気なし」(笑)。

 動物園を出たらランチの時間になっていて、安めの寿司屋でも行ってみようかと思っていたら、途中にスープカレー店を発見、「そうだ、カレーも札幌の名物だ」と思い、飛び込みで入ってみる事にした。

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 場所は円山地区裏参道にある「Labi円山」という店、幾つか支店展開しているグループだが、この店はそう大きくはなくテーブルとカウンター合わせても20席位か、アジアンチックなインテリアの店内はなかなか洒落ている。札幌へ来る毎に感じる事だが、札幌人のインテリアセンスは優れている、全体にシンプルなデザインが好まれる様で、「北欧デザイン」にも似ているが、更に繊細な印象がする。この後訪れる事になるフランス料理店「ラ・ブランシュール」や「Miya-vie」は、この札幌センスを体現していると思った。
 野菜が食べたかった事もあり、注文は「八百屋の野菜カレー」(飲物付きで950円)を、十種類の野菜と茹で卵が入っている、カレースープは特別に「美味しい」と思う程ではないが野菜は美味しかった、北海道の野菜は大きくて味が濃い、これはカレーに負けない、札幌でスープカレーが流行ったのも、この野菜があってこそだと思う。飲物はラッシー、これは「普通」だった(笑)。

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 札幌市内だけでも100軒近いスープカレーの専門店があると聞く、何故これだけ増えたのかについてWEBで調べてみたのだが、結局理由はよく判らなかった、北海道の乾燥した空気にスープ系の食べ物が合ったと云う事だろうか。
 考えてみると、ラーメン、スープカレー、寿司、フランス料理と札幌で美味しいとされる人気料理は、どれも札幌にオリジンがある訳ではない、何時の間にか札幌に入って来て、何時の間にか進化して有名になったと云う感じだ、この良い物は出自を問わず何でも取り入れようとする札幌人のフレシキビリティが、「札幌には美味しい物がある」と言われる理由ではないかと思うし、札幌フレンチのレベルの高さの要因もこの辺にありそうな気がしている。

 食後もまた歩いて(笑)北海道立近代美術館まで行き、開催中の「藤田嗣治と愛書都市パリー花ひらく挿絵本の世紀」展を観た、その後はホテルに戻り暫し休憩、夜のフランス料理店訪問に備える事にした。

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オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
一般的に云う「グルメブログ」ではありません、店の点数評価等はしません。食の現場に集まる「人」を描きたいと思っています、もし読んで何か不快になる事があったとしたら、筆者の表現不足によるものでしょう。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
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