最後の晩餐にはまだ早い


明治神宮前「レフェクトワール」

 「メディア向け試食会」なるものに招待をいただき、勤め帰りに表参道駅近くへ行く事になった。会が始まるのは19時から、それまで時間があるので、何処かで時間を潰してから行こうと思い、ネット上で地図を見ていて閃いた場所があった。それが隣の明治神宮前駅近くにある、ブランジェリー&カフェの「レフェクトワール」だった。
 運営するのは、京都に本店があるブランジェリー「ル・プチメック」で、東京では新宿マルイ内に販売スペースがあるが、それに続いて2012年11月にオープンした。前から一度行ってみたいと思っていた店だ。
 店の場所は地下鉄明治神宮前駅を出て、明治通りを渋谷方面へ向かって右側、「タケオキクチ」ビルの3階にある。この界隈は何十年かぶりに歩いたのだが、街の変りようにビックリ、特に夜は照明に浮かぶブティックのウィンドーが妖しい磁力を放ち、街を歩く若者達を誘惑する。私の前を歩くのはモデルさんみたいな8頭身女性、後ろがV字に大きく開いた服を着て、思わず「きれいな背中だな」と見とれて、ストーカー親父ギリギリになっていた(笑)。

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 「タケオキクチ」の店内は意識して階段やエレベーターを目立たなくしてあり、「ドンキホーテ」とは正反対(笑)、ようやく見つけたエレベーターで3階へ上る。
 エレベーターを降りるとそこがカフェの入口だが、右側が販売スペースとキッチン、まっすぐ進むとセルフのカフェスペースがある。
 さて何を注文するか迷うのだが、夕方なのでパンの種類はそれ程多くない、この後が試食会なので軽く済まそうと「チキンとココナツのフォカッチャ」に決め、コーヒーと共に注文するが、女性店員から「プラス50円でサラダ付のプレートに出来ます」との説明があり、それでお願いする事にした、支払いは947円也。
 フォカッチャは温めてから提供するので、支払いを済ませコーヒーだけ受取り、カフェスペースで待つ事にする、行ってみると此処がまた格別にお洒落な内装、業界人なら思わず「シャレオツ」と叫びたくなりそう(古いかな)(笑)。

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 全体はモノトーンで照明を落とし、所々に配したフレームや小物類がまたキマっている。BGMは不思議なフレンチポップス?一見チープなプラスチック椅子も座ってみると結構座りやすい。地方から出て来た若い子達がこの店来たら、まず帰りたくなくなると思った、これは魔界だ、ラビリンスだ、人さらいだ(笑)。

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 窓際席に座ってそんな事を考えていたら、運んで来てくれたのが温めたフォカッチャ、見た目は良さそうだ、まずは端から食べてみる、肝心のフォカッチャ自体が粉の旨味が感じられてとても美味しい、中身は鶏モモ肉のロースト?を薄く切ってあり、ココナツ味はあまり感じなかったが、ココナツバターを使用しているのかも。
 感心したのがリーフサラダで、他のカフェ等ではこうした物は雑で干からびた野菜だったりするが、レストランで出しても通用する質と鮮度に丁寧な水切りだった。

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 コーヒーはアラビカ種か、濃く抽出していなくても、深さのある味と香りがする、私が好きなタイプのコーヒーだ。
 パンとサンドイッチで合計947円は、支払い時には正直「高いな」と思ったが、食べてみて納得できた、ブログにも書いた高級ハンバーガー店と同価格帯だが、「どちらが好きか?」と訊かれたら、店の雰囲気も含めて私なら断然「レフェクトワール」だ。甘いデニッシュ系のパンも食べてみたかったが、この後の試食会を考えて控えたのが、ちょっと心残りだった(笑)。

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 窓外には夜の帳が降りた明治通りを歩く若い男女、皆スタイルもファッションセンスも垢抜けている。「東京には何でもあるな」とつくづく思う、このカフェの母体は京都、これから行く試食会場の経営も北海道の製菓会社だ、皆東京に進出し認められて全国規模いや世界規模か、そうした知名度あるブランドになろうとする。少子高齢化が急速に進む日本では、地方企業特に飲食業が生き残るのは、このやり方しかないのかも知れないと、考え込んでしまった。
 我家からは遠いので、往復の交通費も結構使うのだが、またこの近くに用があった時は、「遠回りしても行ってみたい店」だと思った(笑)、帰りがけに入ったトイレの「スタッフ募集」の貼り方まで洒落ていた(笑)。

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 なお店名の「レフェクトワール‘Réfectoire’」は仏語で「食堂」の意味だが、クラウン仏和辞典では「食堂(学校、軍隊などの)」とある、フランスでもこんな小洒落た学校&軍隊食堂はあり得ないと思う(笑)。
 

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本郷「ファイアーハウス」 

 文京区の春日町交差点から東富坂(真砂坂)を上がり、本郷三丁目へ向かって左側、本郷小学校近くにある「ファイアーハウス」はハンバーガー専門店だ。
 「安い、早い」をモットーにしたファストフードとして、あまりにも有名になってしまったハンバーガーだが、それに対して材料を吟味して調理にも時間をかけ、落ち着いた雰囲気の中で食べられる店が存在している、「グルメバーガー」や「高級バーガー」等と呼ばれている。
 このジャンルでの草分け的な存在は、東五反田にある「フランクリンアベニュー」だと思う、創業は1990年なので四半世紀が過ぎた、そしてこの「ファイアーハウス」の創業は1996年なので、東京でも老舗の部類になる、飲食店が同じ場所で20年近く営業を続けられる事自体、東京では「奇跡的」とも言える(笑)。
 私が長年勤めた先が近いので、この店前は何度も通り過ぎている、昔は喫茶店だった店舗を改装し、当時では見慣れない西部劇みたいな外装は、少々入り難い雰囲気があった。やがてネット時代になり店情報もオープンになり、それを見て「一度行ってみようか」と思いながら、どうも場違いな気もして果たせないでいた、今回「ブログ記事にしたい」との下心?もあり(笑)、初訪問する事になった。

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 入店は15時と云う中途半端な時間だが、16時までがランチタイム扱いで、ドリンク類が安くなるのはありがたい、店前には店名に因んだ赤い消火栓が置いてある。

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 店内に入ると木部を強調したインテリアで、天井にはバブル景気時のカフェバーみたいな扇風機が回る、1960年代頃のアメリカをイメージした店造りなのだろう。

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 窓際のテーブル席に座ってメニューを見る、事前情報どおりに値段は高目だ、ハンバーガー部門ではベーシックなハンバーガーが990円(税別)、パテが2枚になるダブルバーガーなら1,490円だ。
 迷った末に注文したのはチーズバーガー(1,140円)で、ランチドリンクからはジンジャーエール(200円)をお願いした。
 店内の雰囲気はファストフード店とはかなり違う、前の席ではお洒落な女性二人組が話に夢中になり、後ろの席では外国人3人組が英語でミーティング?している、従業員はオープンキッチン内に男性2人、店内サービスは女性2人で対応する。
 キッチンからはビーフパテを焼く匂いがちゃんとしている(笑)、当然だろうが注文があってから調理するスタイルだ。

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 まず運ばれて来たのがジンジャーエールで、大きなグラスに氷と共に入っているが、味はごく普通の市販されているジンジャーエールだった。

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 続いてオーバルプレートに乗ったチーズバーガー、同じ皿に盛られたのはポテトフリットと大きく切られたキュウリのピクルス。メニューの説明では、チーズバーガーの中身は[マスタード、レタス、トマト、レリッシュ(ピクルス)、オニオン、パテ、S&P(塩・胡椒)、チェダーチーズ、マヨ]とある。テーブル上にはマスタード等の調味料が置かれ、客が味を調節出来る様にしている。

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 まずは一気に齧り付くが、全体に厚みがあるので食べ難い、私はこの手の物を食べるのがあまり上手くない(笑)、食べている途中で横から肉やらトマトやらがはみ出してきて悲惨な状態になる、手が脂でベタベタになってしまい、優雅なアメリカンランチとはとても言えない(笑)。 
 時間が経つ毎に崩れていくので、早く食べてしまえと短時間で食べ終った、バンズもパテも上質なのは理解できたが、口中が肉と野菜と調味料が混ざってカオス状態になり、頭の中の美味しさを判断する回路が混乱している。店の人には「あの客時間がないので、あんなに急いで食べているのだろう」と思われた筈だ。
 デザートにも興味が湧いたが、総カロリーを考えて止めておいた(笑)。

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 「美味しかったか?」と問われたら、「美味しい」と答えると思う、ただ支払いは1,447円也、チーズバーガー単体では、何かと話題になる巨大チェーンの約10倍だ。「この値段払うなら、近くのフランス料理『ビストロ・アバ』で、結構まともなランチが食べられる」こう考えてしまう事自体、私はこの店には向かないのだろう(笑)。此処は2,3人で訪れて、楽しく語らいながら時間を過ごす使い方をする店だ、その目的なら合致すると思う、店内の雰囲気は悪くない。

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 勉強になったし、これでブログ記事が一本書けたと思えば、「授業料」と考えて高くなかったと思いたい(笑)、「話の種」にはなります。


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「北海道開拓の村」(2014札幌食べ続け・番外編)

 食レポートではないが、「札幌食べ続け」の最後に今回唯一観光的な事をした「北海道開拓の村」訪問記を書いておきたい、予想以上に面白い場所だったので、札幌グルメ旅の途中に寄ってみる価値はあると思う。此処がどう云う施設であるかは、当地で貰ったパンフレットの紹介文を一部以下に写させてもらう。
『北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。ここを訪れる人たちに開拓当時の生活を体験的に理解してもらうことと、文化の流れを示す建造物を保存し、後世に永く伝えることを目的に1983年4月に開村しました。』
 愛知県犬山の「明治村」、東京小金井の「江戸東京たてもの園」と同じく、建物をテーマにした屋外博物館だ。
 開拓の村へのアクセスは、公共交通機関だと地下鉄東西線「新さっぽろ」駅で下車、JRバス「開拓の村」行で15分程、絵画と違い建物を並べるとなると広い場所が必要になるので、どうしても郊外になってしまう、昨年訪れた野外美術を並べた「札幌芸術の森」は40ヘクタールだから、あれより更に一回り大きい。
 空いている時間を狙って、平日の開村(9時)直後に着くように行ったが、この日は雨が降ったり止んだりする天気で、結果早足で回ってしまった(笑)、天気が良ければゆっくり見る事をお勧めしたい。

 特に印象に残った建物の画像を紹介したい、

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・旧札幌停車場(明治41年/札幌)
 施設管理棟と入場受付(大人830円)がある、旧札幌駅舎を縮小復元した建物

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・旧開拓使札幌本庁舎(明治6年/札幌)
 村内で一番目立つ建物、白と緑の塗装によるコントラストが鮮やか、これも復元施設

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・旧三〼川本そば屋(明治42年/小樽)
 小樽では有名な蕎麦屋だったみたいだ、大きな料亭位の貫録がある、これ以降は移築施設。

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・旧山本理髪店(大正後期/札幌)
 大正モダンな和洋折衷の木造建築、中には理髪中の客(人形)がいた(笑)。

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・旧札幌警察署南一条巡査派出所(明治44年)
 小さいが個人的に好きな建物、東京にも残っている明治の赤色レンガ造り、何処か外国風だ。

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・旧島歌郵便局(明治35年/せたな)
 これも個人的にハマった建物(笑)、函館と札幌の中間位にある島歌の町にあった郵便局、局舎と云うより個人住宅みたいな雰囲気だ。

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・人形(妙にリアリティがある)
 建物の到る所にこうした当時の服装をした人形を配置している、これがちょっと横溝正史的で、急に現れるのでドキリとする(笑)。

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・旧信濃神社(明治30年/札幌)
 これも横溝正史に出て来そうな神社(笑)、長野県諏訪出身者が開拓した土地に建てられたのでこの名を付けたそうだ。

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・旧近藤染舗(大正2年/旭川)
 今は見なくなったが昔は染物商が町には必ずあった、この建物は旭川で一番古い染物店の店舗兼住宅。

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・旧有島武郎住宅(明治30年頃/札幌)
 作家有島武郎が札幌に住んで居た時代の住居、北海道は木材が豊富なので、こうした下見板張りの木造建築が殆どだった。

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・旧青山家漁家住宅(大正8年/小樽)
 小樽沿岸が鰊漁で栄えていた時代の通称「鰊御殿」、この豪壮な建物外観は立派だが中は空間が多いので、相当寒かっただろうなと想像してしまう(笑)。

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・馬車鉄道
 お疲れ様です(笑)、積雪する冬場は橇曳きになるそうだ。

 以上の建物を含めて全52棟が展示されている、建築好きには興味が尽きない場所だし、建築に興味が無くても緑の中で建物を見ながら歩くのは、心身へのリフレッシュ効果があると思う(笑)。
 伝えられる処によると、この施設は財政難から存続が危惧されているそうだが、こうした歴史的文化施設は是非続けてもらいたいものだ、これから増える外国人観光客にもアピールする要素は充分あると思った。
 「2014札幌食べ続け」は今回で終了します。


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LCC初搭乗記(2013札幌食べ続け⑤)

 食べる事を目的にして、フランス料理のレベルが高い札幌を訪れるのは今度で4回目、過去の航空会社はJALとエア・ドゥだった、今回も当初はエア・ドゥで行くつもりでいたが、札幌在住の友人から「LCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)を利用すれば、もっと安く来られるのでは?」との助言を受けた、そこでWEB上で色々調べてみたのだが、それで判った事は、

・LCCのカテゴリーに入る航空会社のうち、現在東京⇔札幌間の路線があるのは、ジェットスターとエアアジア(12月より「バニラエア」に改名)の2社、スカイマークをLCCに入れるのは値段が高いと思う。
・2社共に、東京発着は成田空港である。
・2社の路線価格、発着時間は大差ない。
・サービスや空港での対応等の評判も大差無さそう。
・申込みをするWEBページの判り易さ(判り難さ)も同じ位(笑)。
・機内持ち込み荷物は1個、預け荷物・機内飲食が有料なのも同じ。

 結局、この2社の違いはあまり無さそうで、「CA(客室乗務員)の質が高い」と書いてあった記事を見つけ、それだけでジェットスターで申込みをしてみる事にした(笑)。
 購入は全てWEB上で行う、決済はクレジットカードなので、感覚的にはネットショッピングで物を買う時と同じだ、ジェットスター社のWEBページは、お世辞にも判り易いと云えないが、約2ヶ月前の手続きで9月の平日出発で土曜日帰着、これで手数料込往復一人11,900円、JALやANAの約半額だ、この差は大きい、1万円あれば客単価の安い札幌、それもフレンチ個人店ならディナー1回、ランチ2回分になる(笑)。それなので何とか入力に苦しみながらも予約を完了した。
 予約と支払さえ済ませば、あとは搭乗日を待てばいいのだが、出発時間の48時間前から「WEBチェックイン」が可能になる、プリンターでの搭乗券印刷が必須だが、結果を言うとこれはやっておいて良かった、当日の空港カウンターや機械を使ってのチェックインはそれなりに混んでいたからだ。

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 問題は我家から成田空港までのアクセスだが、一番早いのは京成電鉄のスカイライナーを利用する方法、これなら接続が上手く行けば1時間15分位で着ける、だが問題は値段が高い事、片道計で2,700円位かかってしまう、航空運賃を節約した意味があまりなくなるので、今回は時間に余裕があった事もあり、京成の無料特急で行く事にした、これだと所要時間は1時間40分位で片道1,300円。この他には東京駅発着の直行バスがある、京成が900円で平和交通が1,000円、東京駅までのアクセスが良ければ、これを利用すべきだろう。

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 成田空港でのジェットスターの搭乗手続きは第2ターミナルビルの2階、その端っこに出来た盲腸みたいな場所にある(笑)、延々と歩いて手荷物検査を受け、そこから更に歩いて1階に降り、そのまた先に搭乗口がある。

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 出発30分前になると係員が何処からか現れて搭乗手続きが始まる、ここでプリントアウトした搭乗券のバーコードを読んでもらって完了、当初の案内では「要身分証提示」とあったが、これは何も言われなかった。ここまでで相当歩いたが(笑)この先はバスだ、飛行機は俗に云う「沖止め」なので、そこまでバスに乗って約5分、昔懐かしいタラップを歩いて昇って、ようやく機内へ入れた。ここまでのイメージは何処かで体験したと思ったら、4年前にエールフランスでフランス・リヨンへ行った時と同じだった、あの時もCDG空港でバスに乗って沖止めのフランス国内便に乗った、機種も塗装の色こそ違うが同じエアバスA-320、そのため懐かしくて既視感があった(笑)。

 機内の座席間隔は狭いと聞いていたが、実際に座ってみると窮屈と云う程ではなかった、これでフランスまで13時間乗るのは辛いかも知れないが、新千歳空港までなら1時間半だ、普通の日本人体型の人なら特に問題無いと思う、乗客はやはり若い人が多い、平日だったがほぼ満席だ、別の見方をすると満席にしないと採算が取れないと云う事だろう。「LCCは遅れるのは覚悟しろ」と云われていたが、ジェットスターはJALとの共同運航をしているためか、「定時離発着」をモットーにしていて、この日もほぼ定刻に出発陸した。
 期待していたCAさんについては、なかなか評判どおりで、期待は裏切らなかった(笑)、離陸上昇後安全ベルト装着解除が出ればすぐに機内販売が始まる、何か買っている人は全体の1~2割位だろうか。
 ほぼ定刻通りに新千歳空港に到着、此処はボールディングブリッジ使用だった、やはりゲートは端なので、JRの空港駅までは結構歩いた。

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 長くなったので、復路便は省略するが、これも出発&到着は定刻どおりだった。

 私なりの結論だが、
・くれぐれも時間には余裕を持って行く事。
・空港内でかなり歩くので、キャスター付きのバゲージが楽だ。
・荷物が多い場合は、到着日に合わせ一部を宿泊先へ宅配便で送る(私はこれをやった)。
・早朝出発の場合空港近くで宿泊するのも一考、遅便で帰る時は遅れる事も考慮し、翌日は出来れば休みにしたい、あとはバスで東京駅まで行き、電車が無ければカプセルホテルを探すかネットカフェ(笑)、場合によっては空港泊も覚悟。
・航空運賃を節約出来た事で、かえって無駄な支出をしなくなった(笑)、特に空港で売っている土産品類は高いので買う気が起きなかった、空港内飲食店も同じ、ホッケ(本物ではない)の干物焼いただけの定食が1,500円とはどう考えても高いと思う(笑)。

 帰って来た直後は、「経験で一回乗ればいいか」と思っていたが、時間が経ってみると、「次行く時もLCCかな」と考え直した(笑)、それだけ価格面での魅力は大きい。一度経験すると、LCC利用はもうベテランユーザーになった気もしている(笑)。


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ロイヤルホスト「ハンバーグ&シーフードフェア」

 テレビ東京で放映している日本経済がテーマのTV番組「ガイアの夜明け」、4月末の「人気外食チェーン価格攻防の裏側」と題された特集の中で、大手ファミリーレストランチェーンの「ロイヤルホスト」が、従来の格安メニューから脱却し、商品の付加価値を高め他社との差別化を図るため「高級路線」へメニューを変更する戦略を取り上げていた。その一環としてハンバーグ、メンチカツと云った定番メニューの材料を厳選化し価格も上げ、更にはフランス料理店と同じ前菜を用意する、それも「赤ピーマンのムース」や「野菜のテリーヌ」と云った本格派の物だと番組では紹介していた。
 これは面白そう、本当に「本格派」ならフレンチ&イタリアンを含めて、街場の洋食店の脅威になる筈と思い、とにかく行って体験してみようと思った(笑)。

 WEBで調べて我家から一番近いロイヤルホストを探し、平日休みに自転車で行く事に(笑)、このメニューが提供されるのは午前11時からなので、それに合わせて到着した、前回ファミレスに入ってからは十年以上経っている(笑)。この日は平日昼なので店は空いていた、お客はママ友達の集まりと高齢者夫婦と思しきカップル、一人客は少ない、女性店員に奥まった良い席に案内され、すぐ持ってきたメニューを眺める。

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 TVで紹介していたのは「ハンバーグ&シーフードフェア」と云うフェアメニューになり、メインはハンバーグ、メンチカツ、カニピラフ、海老&帆立フライ、海老と帆立のグリル、シーフードドリアの6種から選ぶのだが、「国産黒毛和牛と黒豚粗挽き手ごねハンバーグ」(1,134円)に決め、「選べる前菜セット+ライス」(609円)を加える、これに期待していた「赤ピーマンのムース」と「11種野菜の自家製テリーヌ」が含まれる(笑)。
 注文後すぐに運ばれて来たのが、その「赤ピーマンのムース」と「11種野菜の自家製テリーヌ」、いつもフランス料理店での時間の進み方に慣れているせいか、この早さはかえって戸惑う(笑)。

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・「赤ピーマンのムース」
 小さなガラスの容器に入っていて、見かけは店売りのスイーツみたいだ、スプーンですくって食べると、ピーマンの香りは微かにするが、脂肪分(クリーム?)が勝ってしまい本当にスイーツみたいな印象。

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・「11種野菜の自家製テリーヌ」
 TVで見たのよりちょっと「ユルイ」感じ(笑)、食べてみると見かけとは反対にゼラチンが固く、テリーヌと云うより「ゼリー寄せ」みたいな食感だった、野菜の味は悪くないがテリーヌにする必然性があまり感じられない、これなら全部温野菜にして「ガルグイユ」とでもした方が良かった(笑)、でもファミレスに来る人で「ガルグイユ」知っている人はまずいないだろうけど(笑)。

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・「国産黒毛和牛と黒豚粗挽き手ごねハンバーグ」
 これは普通に美味しかった、ステーキ専門店で出してもおかしくないレベル、ソースはポン酢とブラウンバターの2種、結論を言ってしまうと、これにライスと「ツナとタマゴのサラダ」(302円)でも付けた方が良かったかも知れない(笑)。

 全部食べての印象は、これで1,743円なら、私なら同価格帯のビストロランチに行くなと思う(笑)、少々期待が大き過ぎた。でもこの高級路線が失敗かとなると、そうは言えないと思う、例えば小さい子供を連れた親がこうした「日常より少し贅沢」な食事の場を探すとなると本当に少ない、更には駐車場を完備し、個人店と違い中休みがなく何時間居たとしても何も言われない店となると皆無だろう、この意味でファミレスの高級路線は選択肢として有りだと思う、ここならバリアフリーだし、先日来マスコミを騒がした車椅子での入店も何ら問題ない筈だ。
 ファミレスがこれだけ浸透した今の日本で、これから個人店と地域の中でどう共存して行くのか、業界だけでなく社会全体で考える必要があると思う、ファミリーレストランだからと視野に入れていなかったら、コンビニが街場のパン店や和洋菓子店の脅威になった様に、やがて客が皆そっちへ集まっていたと云う事にもなり兼ねない、各社がこの高級路線を目指せば、更に競争は激しくなり料理も進化する筈だ。
 色々な事を考えたファミレス体験、面白かったが「もう一度行きたいか?」と訊かれたら、答えに詰まってしまいそう(笑)。


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プロフィール

オンクレ・トシ

Author:オンクレ・トシ
店の点数評価等はしません、「食と人」を描きたいと思っています。
出没地域は地元の東京足立・葛飾周辺、上野、秋葉原、たまに表参道、麻布十番等。
混雑電車が苦手なのと現在失業中によりランチ行脚がメインです。更新は週2回が目標。
ブログの品位を維持するため、コメント欄は承認制にしています。

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